★『(乳)癌』と一言で言っても 共通点と多様性 【再掲】 | HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

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HER2タイプ乳癌のこと、治療のことなどを書き残しておこうと思います。温かい目で見守っていただければ、幸いです。アメンバー申請、コメント、メッセージ、リブログについては、「はじめに(私のスタンス)」テーマ内の記事をご一読下さい。

※ブログでも不快な思いをしましたので、
  私のスタンスを現日時で再投稿します。
  内容は、元投稿のまま変更ありません。

(元投稿  2017年7月30日 14:15)

こんにちは。
ご訪問ありがとうございます。

読んで下さっている方は、どんな背景で、
想いで、私のブログを読んで下さって
いるのでしょう?

多くの方は、(乳)癌を患っている(た)
患者さんであったり、
その御家族であったり、

2ヶ月近く、シングルマザージャンルで
投稿させていただいていたので、
シングルマザー繋がりで応援、共感し合える
方だったり、

リケジョブログゆえ?、男性読者さんも、
結構いらっしゃるようで(^^;

様々な背景、価値観の方がいらっしゃる
かと思います。

リアル生活でも、私は乳癌であることを
最初から、特に隠すこともしていなかった
ので、
様々な反応を知りました。
  (かなり不快な思いをしたこともあるし
   娘絡みで困ったことをされたこともあり、
   オープンにしたのがよかったかどうかは
    分かりません。
    友達関係では、痛い失敗もありました。
    過去の手術記事で書いた通りです。)

特に、癌を患ったことのない方は、
『癌』と一括りで、必要以上に共通化して
解釈、思い込んで、癌患者に相対して
下さることが多いように感じます。
(振り返れば、自分もそうでした。)

がん患者、がんサバイバー、
がん患者の御家族でも、
自分の(身内)の癌の経験を基準に、
想像されることが多いかと思います。


勿論、『癌』、癌細胞に共通点はあります。

癌の共通点

・細胞そのものがアポトーシス
     (古くなった細胞が自死すること)せずに、
    さらに、自分のいる組織に留まらず、
    増殖し続けること。
    そして、増殖し続けた癌細胞が、
    生命に直結する正常細胞の機能を害し、
    そのまま増殖し続けると、
    いずれ、死に至ること。

・癌細胞を退治出来る方法は、
   自分の身体の免疫機能(リンパ球)が殺すか、
   手術で取り除くか、放射線で殺すか。

目に見える大きさまで癌が増殖して
   しまっている状況というのは、
   基本的には、自分の身体の免疫機能が、
   癌細胞の増殖に負けている状況のはずです。

ここまでは、どの癌でも同じかな、
と思います。


癌の種類によって、違うこと

癌の発生場所や、種類によって
   増殖の仕方や、増殖スピード、
   身体に及ぼす影響、症状の出方、
   すなわち進行度合い、や、
   根治手術、根治のための放射線治療の
   し易さが異なります

・例えば、大まかに、乳癌は進行が遅い、
    膵癌は進行が速い、と言われています。
    大きな括りと統計でみると、
    その通りかと思いますが、
    その辺になると、進行の速い乳癌もあれば
    進行の遅い膵癌もあり、母体の全身の
    健康状態によっても、様々でしょう。

・胃癌は浸潤していくのが大問題ですよね、
    早期発見・早期手術だと、根治率が高い
    ですよね。
    (違ってたらごめんなさい。胃癌は、
     自分がまだ?罹患していないので、
     乳癌ほど詳しくはないので、、)

    ただ、胃は生命に直結する臓器(食は大事)
    だから、切り取った後の生活は大変です
    よね。食の吸収力が低下することに伴う
    諸症状も起こりがちですよね。

    乳癌も、早期発見・早期手術が根治率を
    上げているのは紛れもない事実でしょうし
    乳房は、切り取っても、生命に直結する
    生活上の支障はありません。
      (私の場合、喪失感も一切なく、貧乳ゆえ
       盛ることすらせずに生活しており(^^;
       術前と何ら変わらぬ生活が送れて
       います。)
    しかし、乳癌の怖さは、
    転移しやすさ、早期の間に全身に散って
    いる率の高さではないでしょうか。
    それも、乳癌の種類によっても、
    転移リスクがだいぶ異なります。

    ※私のように、危機感なく(遠隔転移という
       ことを、全く知らなかった、、  )
       ステージ3Cまで進行させてしまった
       ヤツは論外としても。
      

治療をどう考えるか、感じるか、は
    母体の個人の身体状況や、
    ライフステージ、価値観、性格、感性
    によっても、様々

癌そのものの種類や進行状況に加えて、
    母体の個人の特性によって、
    治療の考え方や感じ方、闘病姿勢は
    様々だと思います。
    同じ言葉をかけられても、
    嬉しく感じる人もいれば、
    不快に感じる人もいて。

自分と違う考え、感じ方に巡りあった時、
背景を知ると理解し合えることも多い
ですよね。

そういう意味も込めて、私は背景事情も
細かく書いています。

また、「私の場合」と、明記しているのは、
自己主張したいわけでもなく、
  (理解はして欲しい、できることなら、
   共感し合える人に巡り会いたいとは
   思いますが)
ミスリードしない、されないために、
「あくまで、私の場合ですから、
  あなたに、そのまま当てはまるわけでは、
  ないですから。
  そこは、自己責任で読み取って、
  情報利用して下さいね」
というのが、主たる理由です。

そして、他者のブログを読む時も、
背景事情も参考にさせていただいています。

誰しも癌になりたい、なりたかった
わけではない、それは共通ですよね。

同病のよしみで、
情報交換し合い、思いやり合い(愛)、
支え合い(愛)の輪を広げられたらいいな、
そう思います。

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