腫瘍マーカーの推移(治療前~術後2年半現在) | HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

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治療前(2017年6月)~術後2年半(2017年6月)
腫瘍マーカーの推移

乳癌の腫瘍マーカーは、乳癌初期の発見には
利用できない(血液に癌細胞が一定量流れて
いなければ、値は上がらないので)、
再発転移の発見や、再発転移時の治療の
効果判定にある程度利用できる、
とされています。

しかし、私の場合、治療前の初診療時
血液検査で、既に、腫瘍マーカー超高値
 ※初診時の腫瘍マーカー値は、術後、
    初めて聞きました、、。

血液に癌細胞が垂れ流し状態で、
微小転移は明らかに存在し、
CT、MRIの画像上に映る遠隔転移が
なかった、というだけの状況だった、
と強く推測します。

治療前  2014年6月20日
CEA   10.3  
 (基準値:0~5、 現在1.2~1.5)
NCC-ST-439  120  
 (基準値:49歳未満7.0未満、50歳以上4.5未満 
   現在1.0以下)
CA 15-3   15.6
 (基準値:0~25、現在6~8)

術前化学療法後 2014年11月28日
CEA  1.1 
 (基準値:0~5、 現在1.2~1.5)
NCC-ST-439  2.0
 (基準値:49歳未満7.0未満、50歳以上4.5未満 
  現在1.0以下)
CA 15-3   10.3
  (基準値:0~25、現在6~8)

術前化学療法で、基準値の範囲まで下がって
いますが、術後の値よりは、若干、高いです。
遺残癌(脈管侵襲、高度)から、まだ、
癌細胞が垂れ流しだったと推測します。

手術(&放射線治療 2015年5月8日
CEA  1.3
 (基準値:0~5、 現在1.2~1.5)
NCC-ST-439   ≦1.0
 (基準値:49歳未満7.0未満、50歳以上4.5未満 
  現在1.0以下)
CA 15-3   6.6
 (基準値:0~25、現在6~8)

手術で遺残癌が切除され、血液に癌細胞が
流れなくなったから、現在の値まで下がった
のだと推測します。

術後ハーセプチン治療中
       (2015年5月8日~11月28日)
CEA  1.2~1.5
 (基準値:0~5、 現在1.2~1.5)
NCC-ST-439   ≦1.0
 (基準値:49歳未満7.0未満、50歳以上4.5未満 
  現在1.0以下)
CA 15-3   6.0~7.7
 (基準値:0~25、現在6~8)
血清HER2  10.2~13.3

手術、放射線治療後の値から、
大きな変化なく、推移しました。
目に見える癌が体内に存在した時の、
術前の値と比較して、
変動の幅は、誤差の範囲と推測します。
血清HER2の値は増加もしなかったけれど
減少もしませんでした。

治療後経過観察
       (2016年1月9日~2017年6月17日)
CEA  1.2~1.4  (基準値:0~5)
NCC-ST-439   ≦1.0 (基準値:<4.5)
CA 15-3   6.7~8.6 (基準値:0~25)
血清HER2  11.6~14.5

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