術前 2014年9月26日(金) ~ 11月28日(金)
術後 2015年3月6日(金) ~ 12月5日(金)
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(術後補助化学療法 ハーセプチン単独14回)
で書きましたように、
通院の時間が取られる以外は、
いたって普通の日常生活
を送れました。
副作用は、アンスラサイクリン(FEC、
EC、AC)、タキサン(ドセタキセル、
パクリタキセル)といった、
従来型の細胞毒抗がん剤と
比べものにならないくらい軽い。
おそらく、ほとんど全ての方に言えるのでは
ないかと思いますが、
副作用(デメリット)に対して
効果(メリット)が、これほど
見込める抗がん剤はない、
※ただし、初回のみ、要注意。
心配な方は、入院治療をお願いしたら、
よいと思います。
※私、中外製薬の回し者ではありません(笑)
HER2陽性乳癌の怖さからしても、
ハーセプチン治療は、
しない手はない、
と思います。
他の殺細胞性の従来型抗がん剤治療は、
する、しない、価値観によって、
意見の分かれるところだと思いますが。
⬛ハーセプチンの副作用
▼投薬中の悪寒、震え
(初回限定)
術前に、
が出たので、
3か月振りの術後の初回も、警戒して
みました
(毛布と抱きカイロを準備していただいた、
あくまで他力^^;
M病院の化学療法センター、お勧めです)
が、何事も起こりませんでした。
本当に、自分の身体に初めて注入される時
だけの副作用のようです。
▼動悸、息切れ、血圧上昇
(心毒性)
動悸は、回を重ねる毎に大きくなり、
心臓大丈夫かなぁ❔と不安にはなりました
が、5~6回目くらいで頭打ち感があり、
それ以上悪化もせず、生活に支障が出る
ほどにはなりませんでした。
血圧は、日頃、上は110~120、
術前化学療法で120~130くらいだったのが
140~150、時として150超え。
主治医T先生に、
「気になるんだったら、血圧計買って
毎日計ったら?」
と言われ、オムロンの血圧計を購入し、
計っていました。
ハーセプチン治療中は高めで推移しました。
(最近、すっかり別の事に紛れて、
健康管理が疎かになって計測していない
のですが、120前後に戻っていました。)
不可逆性(蓄積して、元には戻らない)の
心毒性をFECから受けたかもしれない
後なので、致し方ないかな、という、
レベル感でした。
※FEC治療前に心エコーを取ってもらわ
なかった(当時、知識がなさすぎた)のが
悔やまれます、反省点です。
アンスラサイクリン治療を受ける方は、
治療前に心エコーして、治療前の状態を
把握しておくことを、お勧めします。
ハーセプチンの心毒性は、
可逆性 (元に戻る)ですが、
アンスラサイクリンの心毒性は不可逆性。
怖さはこちらの副作用の方が怖かった
(気になった)のですが、
生活上は、下記の湿疹の方が悩まされ
ました。痒いのはイライラするから~。
▼湿疹?蕁麻疹?
5~6回目からだったかなぁ、ちょっと
記憶が曖昧ですが、
毎回、ハーセプチン投薬後に、
なぜか、前回針を刺した付近から、
湿疹?蕁麻疹?が出始め、
主として肘から下の腕の血管かリンパ管に
沿って広がる、
1週間ほどて、ほぼ収まる、
そんな感じの湿疹?蕁麻疹?に
悩まされました。かなり、痒くて。
ハーセプチンの副作用に湿疹、蕁麻疹は
記載されていないようで、
さらに、術前には出なかったし、
自由診療のリンパ球点滴を始めてから
出始めた事象だったので、
主治医T先生はリンパ球点滴側を疑って
いたようですが、
ネットのブログで何人か、ハーセプチン
で湿疹が出ている旨、投稿している人も
いた、ということや、
ある時、M病院でハーセプチン点滴が
終わってすぐに湿疹が出始めたので、
現行犯逮捕❗の如く、
主治医T先生に、実物を見せることができ、
「中外製薬の人(営業?)が来たら、
言っとくよ。」
M病院の皮膚科で、中くらいの
(いや、調べると、強い、になってたかな?) ステロイド塗り薬を処方されました。
近所の皮膚科の先生
掌蹠膿疱症で何年もお世話になったり、
娘のイボを2回の治療で綺麗に取って
くれたり、
よく調べて、論理的に納得性のある
説明をしてくれるので、
私は信頼している先生
にも診てもらいましたが、
先生:
実は、僕、昔M病院にお手伝いに行ってた
ことあるんだよ。話さなかったっけ?
(しばし、M病院の皮膚科の名物先生の
話で盛り上がる)
僕も、同じような薬を出すしかないなぁ。
製薬会社が違うから、
試しに一応持ってく?
それと、あんまりお勧めしないけど、
デルモベート(最強薬、掌蹠膿疱症で、酷い
時だけ、だいぶお世話になった薬)も
持ってく?
私:
確か、皮膚が薄くなりますよね?
もっと悪化するようだったら、もう一度
デルモベートを出してもらいに来ます。
とりあえず、中くらい(一応、「強い」に
分類されてたかな)のだけ、もらって
いきます。
ということで、中くらいのステロイド薬と、
その後、ステロイド薬塗り続けるのも嫌だ
なぁ、と言ったら、
主治医T先生が処方してくれた、
レスタミンも併用して、
対症療法で、凌ぎました。