転移リンパ節はどこに消えた?1 主治医との言い合い | HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

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HER2タイプ乳癌のこと、治療のことなどを書き残しておこうと思います。温かい目で見守っていただければ、幸いです。アメンバー申請、コメント、メッセージ、リブログについては、「はじめに(私のスタンス)」テーマ内の記事をご一読下さい。

2015年3月6日(金)
術後病理診断結果の病理医説明後の
主治医診療

術前化学療法の病理検査結果が 
芳しくなかったために、
&ドセ+ハーセプチンの効きが悪かった
(と思っていた)ために、

術後に抗がん剤や抗HER2剤を追加したくて
セカンドオピニオンを受けました。
    ※詳細は前記事をご参照下さい。

追加はできないことが分かり、諦めをつけ、

この3月6日(金)からハーセプチンを開始
する日でした。
   (2月13日開始予定延期➡(セカオピ)
    ➡2月27日開始予定延期➡(セカオピ)
    ➡(病理医説明)➡3月6日開始
    という流れでした)

放射線治療(2月10日~3月17日まで)にも、
毎日通っている最中でした。

後から振り返れば、
仕事を3月17日まで休職すればよかった
のですが、
復職を決めてから分かったことだったので、
体調に配慮してもらい、楽な仕事しか
していなかったとはいえ、

それでも、毎日、朝一番で放射線治療を
していただいてから、
普通に会社に通いながらの対応で、

なかなか、大変でした。

高校時代の友人Kの問題で、
   ※前記事(手術入院)をご参照下さい。
高校時代の友人たちとの、
ちょっとしたゴタゴタも継続しており。

娘を独りで育てているシングルマザー
でもあり。

そんな中で、
主治医T先生と、事を荒立てたいわけでは
決してなかったのですが、

そして、この日の、 
皮膚浸潤有無の件のやり取りでも、
既に、T先生は超不機嫌でしたが、
    ※前記事をご参照下さい。

リンパ節の個数の論理矛盾は

受け流すことは出来ない、
追求せずに諦め切れない、
自分の中では、
とても大切な問題でした。

だから、更に踏み込んで
主治医T先生に確認しました。


転移リンパ節はどこに消えたか?
 (主治医T先生の論理矛盾)

▼病理医M先生診断

検査した(=外科から渡された)リンパ節
 4個からは、抗がん剤効果は出ていない。
 元々、転移していなかったもの

主治医T先生の発言

・1~2月 しっかり取っている。

   ※元々転移がはっきりしていた3個の
     リンパ節のあった、
     脇の下のリンパ節領域を、
    ベテランのT先生が取り漏れするとは、
    私も思えませんでした。

・2月27日(金)
   リンパ節組織そのものが、抗がん剤で
   なくなるとは、自分も思えない。

    ※これは、先生によって、
          意見が分かれるところでした。

   僕は、しっかり取ったつもりだけど、
   同じレベル1、2でも、がん研有明の方が
   郭清範囲が広いのかもしれない。
   取り漏れがあったかもしれない。
   申し訳ない。
 (頭を下げられてしまいました。)

ーーーーー

それらを踏まえて、
この日、更に突っ込んで確認しました。

私:
  病理医M先生は、4個のリンパ節からは
  抗がん剤効果は出ていない、したがって、
  元々、転移はなかった、と、おっしゃって
  いました。

  でも、脇の下の少なくとも3個は
  触って分かるくらい、明らかに転移
  していましたよね。
  乳癌告知をしてくれたH病院から渡された
  エコー写真でも、明らかに癌と分かる
  形状で3個映っていましたし、
  細胞診でも、癌細胞が出ていましたよね。

T先生:
  そうですね。転移はしていた。

私:
  先生は、しっかり取ったと、おっしゃい
  ましたよね、何度も
  私も、脇の下のあの領域を、先生が、
  取り漏れするとは、思えないです。
  執刀は、本当に、先生ですよね?

T先生:
  そうですよ

私:
  脂肪からの取り出しも、がん研有明の先生
  が、 「触れば分かるから、まず、取り漏れは
  ないだろう、と、おっしゃられるからには、
  先生が、取り出し漏れをするとは、
  思えないのです。
  (先生が、処置など、意外に細かいのを、
  私は密かに観察して知っている。)

先生:
  それは、研修医の仕事

★薄々、厭な予感がしていましたが、
   やっぱりそうだったのか、と、
   思ってしまったので、思った通りに、
   思わず口に出してしまいました。

私:
  そうですか。先生の仕事じゃなかった
  のですか。
  手術前に、私、先生に確認しましたよね?
  研修医は何をするのかって。
  そうしたら、押さえるだけだって、
  おっしゃいましたよね?

T先生:
  どこの病院だって、そんなのは、
  研修医の仕事。

私:
  私は医者でも医療関係者でもないので、
  そんなことは分かりません。
  研修医の取り出し漏れだとすると、
  全ての辻褄が合っちゃうんですよね。

T先生:(激怒)
  研修医だって、国家資格の医師免許を
  持っている。
  私が、研修医を日頃から見ていて、
  任せられると判断したから任せた。
  患者にとやかく言われることじゃない。

私:(それはそうですよね)
  確かにおっしゃる通りだとは思いますが、
  私も、術前に、失礼ながら、そこまで
  確認しないと、不安で怖いと思えるだけの
  研修医とのやり取りがあったので
  敢えて、確認させていただいたのです。
  では、研修医の先生に、直接確認させて
  いただけますか?

T先生:(さらに激怒)
  お断りします。
  彼に何を確認するの?
  取り出し漏れをしてないか聞くの?
  だいたい、
  外科医は目立ったものを
 取り出して、
 後は、病理に渡す。
  全部、取り出さなきゃ
 いけない義務はない。

私:
  (病理医M先生は、外科から渡されたのは、
  取り出された4個だけだと、おっしゃって
  たんですけどねぇ、、。
  どっちの問題か分からない私、一旦、
  それは黙っておいて)

  脂肪ごと病理に渡したかどうかも、
  研修医の先生に確認したいんですよね。
  
T先生:
  研修医がゴミ箱に捨てたとでも言うの

私:・・・
  (その、「捨てる」という表現自体が、
   医療関係者でない私には、さすがの私でも
   ゾッとしてしまい、一瞬、怯みました)

T先生:
  僕は、あなたには、相当時間を割いて、
  真摯に対応してきた。
  治療はしてくれてるから、まだいいけど、
  他にも患者さんがいるから、
  もう、いい加減にしてくれませんか。

私:
  (結構、ショック。
  病院を変わろうかと、かなり思いました。)
  
ハーセプチン治療を始める日だったので、
化学療法センターに行きました。
治療中、看護師さんに、

   研修医への疑惑をそのまま口に出して
   T先生に激怒されました、
   確かに、言い方が悪かったのは、
   自己嫌悪に陥っていますが、

   やっぱり、
  病理医M先生とT先生の
  言うことが論理矛盾していて、
   それはおかしいと思うし、
   なかなか受け入れられない
  患者に知る権利はあると思う、

   あそこまで言われるのもおかしいと思う、

   化学療法センターのO先生も、看護師さん
   たちもいるから
   (とてもよくしていただいているから)、
   この病院で治療を続けているけれど、

   もう、治療をやめたいくらい、
   今日は、落ち込んでいる、

旨、愚痴らせていただきました。

後ろで聞いてた、優しいO先生、

O先生:
  転移がなかったって言うんだから、
  いいことじゃない。

私:
  いえ、元々、明らかに転移があったんです。
  少なくとも3個は。

  抗がん剤で癌が根絶できたのなら、
  私も嬉しかったのですが、そして、
  セカンドオピニオンの先生方も、皆さん、
  リンパ節転移のpCRをポジティブに
  評価していただいて、

  でも、そうではなかったのです。
  評価していただいた分、余計、悔しい。

  郭清したリンパ節が、元々転移がなかった
  もの、ということは、
  元々転移があったリンパ節は、
  まだ、身体にいて、
  抗がん剤で癌が根絶できているかどうかも
  分からないってことで、

  とても、いいこと、とは思えないです。

  まぁ、どの道、レベル3や胸骨傍は
  取れてないわけなので、五十歩百歩かも
  しれないですが、、。

  それに、T先生が取り漏れをしたとも、
  私はあまり思っていないので、
  それは、いいのですが、、。

  何より、
 リンパ浮腫のリスクを負って
 リンパ節を郭清した、
 私なり一番の目的
リンパ節の抗がん剤効果
 知る』 っていうことを
 できなかったのが
 本当に悔しいのです。

  化学療法センターに、よくしていただいた
  おかげで、副作用も想像したより軽くて
  済んだのですが、
  それでも、
 頑張って治療してきた分、
 その結果が分からなくなって
 しまったことが
 本当に悔しいのです。

  悪い結果であっても、それが分かれば、
  まだ、よかった。
  分からなくなってしまった
 ことが、諦められないのです。

  私は、論理矛盾していること
  について、
  事実をきちんと説明して
 いただきたいだけなのです。

O先生:
  これは、余計なことを言ってしまった
  ようで、失礼しました。

(長くなったので、一旦、ここで切ります、
  続く)

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