転移リンパ節はどこに消えた?2 中1娘の説教と研修医に言いたいこと | HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

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HER2タイプ乳癌のこと、治療のことなどを書き残しておこうと思います。温かい目で見守っていただければ、幸いです。アメンバー申請、コメント、メッセージ、リブログについては、「はじめに(私のスタンス)」テーマ内の記事をご一読下さい。

2015年3月6日(金) 病院から帰宅して

放射線治療
⇒仕事
 (は休んだか否か記録なし、
     もしかしたら、休んだかも)
⇒病理医の説明
⇒主治医診療(言い合い)
⇒ハーセプチン治療

主治医T先生と言い合いをし、激怒され、
化学療法センターで愚痴を聞いていただき
帰宅しました。
 ※前記事(その1)をご参照下さい。

娘にも愚痴を言って、説教されたメモが(^^;

私:
  ねぇ、見て見て。ママの癌細胞。

  (小5~6でお世話になった医学部6年生の
  家庭教師の影響で、『人体』が好きな娘に、
  当時は国立医学部をお勧めしていた私。
  術前に、夏休みの自由研究用途も兼ねて、
  抗がん剤前後のMRI写真を印刷して
  もらってもいました
  ~前記事にupしています~)

私:
  前に、夏休みの自由研究用にしようって
  言ってたMRI写真と一緒に使ったら?
  『the生物』って感じじゃない?

娘:
  どれが癌細胞?この丸い大きいヤツ?

私:
  それだけじゃなくて、これら全部。
  その丸くて大きい、かわいい子、
 『篩状構造』って言うらしいよ。
  統計とか臨床試験結果とかは、まだ
  分かるんだけどさ、
  病理は本を見ても、さっぱり分かんない。

  (興味あるかなぁ?、と見せる。
   絶賛、医学部誘導中、、)

  『篩状』とか『策状』 って言われても、
  素人には、さっぱり分かんないよねぇ~。

娘:
  『策状』って、こういうののこと。
   (写真の、『策状』箇所を指しながら)
  小学校の理科でも出てくるよ。
  知らなかったの?

私:
  えっ?!小学校の理解レベル?
  ママは生物は好きじゃなかったのよね。

  (中学受験の理科も、家庭教師お任せで
  物理くらいしか見る時間なかったしね~)

~しばらく細胞写真で話してたらから~

娘:
  何で機嫌悪いの?
  『策状』って小学校で習うって言ったから?

私:
  あなたじゃないんだからさぁ、
  そんなことで不機嫌にはなんないよ。
  今日、T先生に激怒された。
  リンパ節の個数が異常に少なかったじゃん、
  おまけに、病理の先生がさ、あの4個は
  元々転移してなかったものなんだって。
  数合わないじゃん、
  で、  T先生に追求したらさ、

娘:
  ママの性格だからね、、。

私:
  だって、大事なことじゃん。
  抗がん剤で癌がなくなってたかどうか、
  すっごい大事なことだったじゃん。

  T先生が取り漏れしたなら、しょーがない
  って、まだ諦められるわよ。
  信頼して『一任』したんだから。

  でもね、脂肪から取り出したのは、
  研修医だったんだって、今日初めて聞いた。
  怪しいから、術前説明で念押し確認した
  のに、、。

娘:
  経験がなくても出来る仕事
 だったから、
 研修医にさせたんでしょ。
  一生懸命やってくれたのに、
 もうちょっと信用した方が
 いいんじゃない?
  
  (T先生と、ほぼ同じようなことを
   言われました。
   他者のこと~自分に利害のないこと~
   は、かなり正しいことを言う娘、、。)

娘:
  それに、
 命に関わることをされた
 わけじゃないでしょ?
  執刀が研修医で、騙されたっていうなら
  T先生が悪いと思うけど、
  執刀はT先生だった
 でしょ?

 相手はお医者さんなんだから、
 今度行ったら、
 謝った方がいいと思うよ。

 ママ、T先生に診てもらえ
 なくなったら困るでしょ

(私の心の声:
    痛いところを突いてくれる、、
    その通り、、。

    そして、見透かされてる、、。
    T先生に診てもらいたいわけじゃ
    なければ、こんなに手間暇かけず、
    悶々とせず、
    とっとと病院変わってるであろう、
    私の性格、言動を。

    でも、これは分からないでしょ。
   あなたがいなけりゃ、
  病院に行かない選択もあり
   なんだけど、
  あなたのために、
  治療は必要よね。

   患者の立場は弱い。
    執刀はT先生だったし、
    研修医のお仕事でも、
    どーしてもT先生じゃなきゃ嫌だった
    ことは、
    T先生は、してくれた。
         ※前記事(手術入院 ドレーンを抜いて)
           をご参照下さい。

    リンパ節取り出しの件は、
    娘に言われるまでもなく、
    言い方が悪かった、
    その自己嫌悪も、
    私の不機嫌(落ち込み)の主原因、、。

    マネージメントを生業としてきた私、
    一人前じゃない要員を育てながら
    使わなきゃならない立場も仕事も、
    分かっているだけに、
    己の未熟さも突かれたようで
    落ち込みもひとしお。

    でも、医者っていいよな~
    とも思う。

    我々の仕事、一人前じゃない要員を使って
    トラブってクレームを受けたら、
 まずは、事実確認、お詫びと説明、
    対策(スキル不足要員のチェックや管理の
    強化とか、最悪、要員交代とか)
    クレーム言ってる相手を責める前に
    しますけど。

    確かに、研修医の仕事を決めるのは医師、
    患者が口出し出来ることではない。
    患者として要求できるのは、
    転移したリンパ節がどうなったかの
    説明だけなんだよね。)

私:
 そうだね。
 言い方が悪かったことは
 今度行ったら、謝るよ。

娘の成長も、少し嬉しかった母でした。

結局、夏休みの自由研究には使わず
お蔵入りになっていた写真は、
母が、このブログに使いました。
(中1娘の自由研究以下のレベルか?!)

ーーーーー

研修医について
(入院日~手術直前の1日で起こった出来事)

薬の副作用を聞かれて答えられず、
    「どんな薬でも副作用はありますから」
    で去って行ったまま。

    当然、術後、私は薬の追加は依頼せず、
    手術日の麻酔明け、一昼夜、三大治療で
    一番の苦しみを味わいましたよ~。
    追加しないことを選択した『自己責任』
    ではありますけど。

 ・手術前日の夕方
(私の手術は朝一番、まさに直前)、
   手術時間を変更できないか、
   申し訳ない、の枕詞も、理由も言わず、
   確認に来ましたよね。

   理由が分からないし、友人が何人も
   仕事等の都合つけて立ち会ってくれる
   予定だったから、断りましたけど、

   後で聞いたら、日本語の分からない
   患者さんに対応できる麻酔医の、
   勤務時間の 都合とか。

   そんな理由とも知らされてないから、
   断って大丈夫だったのか、気になって、
   不安になって、手術前夜、なかなか寝付け
   なかったですよ。
    ~原因は、それだけじゃないけど~

    どおりで、前日説明の麻酔医と手術時の
    麻酔医が違ったわけだ、それについても、
    何の説明もなかったですよね。
    正に手術室で初めて気付いて
    怖いし不安でしたよ。
    注射針への恐怖だけじゃなくてね。

    心臓や 内臓と違って、
    危険が少ないと思しき乳癌の手術、
    一番怖いと思っていたのは麻酔でしたし。
  
・極めつけ。
    右乳癌と分かる印を付け忘れていて、
    手術室に入るところで
    看護師さんに怒られてましたよね。
 他院でありましたよね、逆の乳房
    取っちゃった医療事故。
    事故防止のための印付けでしょ?
  
といった、
それぞれの失態もさることながら、
その後の対応も酷かった。 

ミスの自覚が足りない、
(そのマインドのままだと、
    いつか大きな医療事故を起こす因子、
    大ありですけど、、)

謝るとか、ちゃんと説明するとか、
そういった、社会人として、
当たり前のことが、一切できない。

患者は物でもモルモットでもなく、
人間なんですけど、、。

私たちの仕事と違って、
ミスしたら人殺しにも繋がる、
怖い職業なんだから、

そのマインドの欠如は何とかしないと、
 
外科なんて特に、一瞬のミスで、
人殺しの医療事故を
起こしちゃうかもしれないですよ。

研修医に直接確認ができれば、
言いたかったことなので、
これだけは、書かせていただきました。

そして、医療機関の方々には、

ちゃんと、
患者を人間として扱えるよう、
最低限、コミュニケーションが取れるよう、
『人間教育』もしてから、
臨床現場に出して下さい

医師免許があるだけで、
医者じゃないですよね。

患者はモルモットじゃない。
怖いです。本当に、怖いです。

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