私がやりたくて、やっていること
最近、友達と、パートナーとの家事分担について話す機会がありました。
ダイエットやボディメイクをしていると、食事へのこだわりが結構いろいろあるので、家族と食事を共有できないことがあります。
でも、以前の私にとって、夜ごはんは家族のコミュニケーションのためにも大事な時間でした。
別のものを食べるとか、主食を食べないというのは、良くないことだという固定概念がありました。
加えて、私は料理が好きということもあって、自発的に食材の買い出しもするし、料理もするし、片づけもします。
それは私にとって、基本的に好きで、簡単なこと。
だからあまり負担に感じたこともないし、疑問に感じたこともなかった。
でも疲れている時なんかはやっぱりちょっとめんどくさい。
それに家事分担についての不公平さも感じていました。
好きなことを勝手にやって、それに対して見返りがほしいなんて、いま思うと身勝手ですね(笑)。
だけどある時、まわりの既婚者やパートナーと暮らしている人と話していたら、仕事が終わった後に料理をするのは大変だし、毎日なんてしないよと言う人が結構多かったんです。
それは私にとってけっこう大きな発見でした。
子供がいたらまた違うと思うけれど、たしかに大人が2人、一緒に暮らしているだけです。
お互い料理をするのも、好きなものを買って食べるのも自由。自分で選んでできること。
わたしは何か勝手に理想を作って、それを実行しなければという固定概念にとらわれていたんだなあと気づきました。
自分の固定概念を押しつけていた
振り返ってみれば、彼はいつも私の料理をおいしいと言って喜んで食べてくれますが、べつに毎日作ってほしいと頼まれたことはありません。
私が好きで、うれしくて、勝手にやっていたこと。
もちろん彼は手伝ってくれるし、たまには彼が作ることもあるし、片づけもしてれくます。
でも、1週間分の献立を考えながら、材料を買ったり、食材を使い切るように組み立てるようなことは苦手です。レパートリーも3つくらいしかありません。
しかも好き嫌いが多いので、私が食べたいものを、彼は食べたくないということもあります。
私は好き嫌いがないので、どうしても好き嫌いが多い人はわがままに感じてしまうけれど、でも好きなものや嫌いなものがあるのは当然のこと。
私も人に対する好き嫌いは激しいほうです。それは理屈じゃない。
そういう自分の偏った見方や自分を基準にした考え方に少しずつ気づき、意識的に手放すようにしてきました。
固定概念を手放すと自由になる
それは、自分のダメなところも許せるようになるということ。
他人ができないことにいちいち目くじらを立てることも減っていきます。
(あくまで自分比で減るのであって、皆無になるわけではありせんがw)
イライラが減って、生きるのがどんどん楽になる。
あの人はこういう考え方なんだな。
そういう考え方もあるんだな。
もちろんこっちの考え方のほうが良い/悪いみたいなことを思わないわけではないけど、でも全員が完璧な人間だったら世の中おもしろくない。
みんな何かができて、何かができない。
この人にはこういう凹凸があって、私にはこういう凸凹がある。
そういうのを受け入れられるようになると、おもしろい。
ダイエットの固定概念も手放す
このブログはダイエットブログなので、ダイエットについても、この考え方を適用してみたいと思います。
たとえば私は、わりと食事管理ができるほうだし、結果もきちんと出してきている。
人によってはすごいと思ったり、私にはあんなふうにできないと思ったり、されてしまう側のにいるのかなあと思います。
でも、人の置かれている環境や、趣味嗜好は人それぞれ。
私みたいな食生活をしていたら、人生がつまらないと感じる人だっているはず。
自分の人生において、何が大事なのか。
いろんなものを食べることが人生を豊かにするなら、それはそちらを優先すべきでしょう。
でも太りたくないというなら、自分にとって無理のない頻度、回数、量のバランスを見つければいいだけ。
あの人みたいにやらなくちゃとか、あの人のやり方がベストだとか、そんな考え方はおかしいし、そんなふうに考える必要はまったくない。
もっと自由に、自分の人生を楽しくすること。自分の人生を生きること。
自分にとって1番大事なものが何かを見極めて、その中でベストなバランスを探っていくこと。
その過程や変化も楽しいものです。