春のような温かい日を感じるヒューストンからこんにちはバイバイ

1月は10ヶ月の我が子をみながら毎日(土日関係なく)4.5時間働いていて、放心状態になりかけた日も…ガーン

2月に入り、先週・今週と落ち着いてきたので、忙しくなる前に12/1に下書きしていたこの記事をあげたいと思います笑い泣き(苦笑)

 

というのも、このブログを読んで、英検レッスンのお問い合わせをいただいた方が数名いらっしゃって乙女のトキメキ

先週末も体験レッスン、今週末も体験レッスン予定で、新しいご縁に感謝乙女のトキメキ

英検2次試験も2/21に行われますが、興味のある方いらっしゃいましたら、ご連絡くださいませ~グッ

(ちなみに、英検以外のレッスンも日々行ってます^ ^)

 

という訳で、12/1(2020年度第2回英検が終わった直後)に書いた内容の始まりです~~~

 

くるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくる

以前、帰国子女の英検事情① ②でも少しお話した内容ですが、今回も帰国子女の英検事情についてお話しようと思いますニコニコ

帰国子女の英検事情①

帰国子女の英検事情②

 

まず、駐在などを経験していない子供で、日本で小学生の頃から英会話スクールへ通った、インターナショナルのスクールへ通った(幼稚園など)もしくは英語の塾などに通っていたお子さんで多いのは

中1→3級(中学1.5年生程度)

中2→準2級(中学卒業&高校1年生程度)

中3→2級(高校卒業程度)

という感じで、中学校在学中に2級合格を目指すお子さんが多いです。

これは、高校受験の時に2級まで合格していると優遇される場合があるから、という理由も大きいかと。

なかには中2の間に2級合格するお子さんも多いので、凄いな~キラキラと純粋に思いますラブ

 

 

では、駐在を経験しているお子さんの場合どうかというと、

小学低学年→準2級

小学中学年→2級

小学高学年→準1級(大学生レベル)

という感じで英検取得を目指しているお子さんが多い印象です。

※駐在期間や、駐在を始められた年齢にももちろん関係してくるので、あくまで目安としてです

 

さて、ここまでは『帰国子女の英検事情①』で書いた内容なのですが、『帰国子女の英検事情②』でYちゃんという女の子が小学低学年で英検2級に合格した、ということを書いて、コメントをいただいたので、ちょっと書き足してみようと思います。
 
とは言っても、Yちゃんともうレッスンもしていないし、そこまで私も詳しい事情をお母様にもお聞きしていないし、どうしようかな~・・・と思っていたら…何と、学習相談をしにお母様がレッスンに来て下さって、少しお話をきくことができましたキラキラ
 
Yちゃんは4歳~7歳の3年半アメリカの現地の子供たちと同じ教育を受けて来ていたそう。そして現在は小学2年生の8歳です。
日本に帰国されて英検準2級に挑戦され、その時はほとんど問題なく合格されたようですが、英検2級となるとハードルが上がり、苦戦されたとのこと。
そこで何のご縁か私と出会い、まずは英作文の指導、そしてその後、二次試験の指導の依頼を受けました。
英作文の指導内容は企業秘密ということで秘密(笑)
 
家では過去問の問題集など、色々取り組まれたようですが、最終的にテスト当日に出た点数は
Reading:約490(単語20問中12問正解・穴埋め6問中1問正解・長文12問中5問正解)
Listening:約600点(30問中27問正解)
Writing:約600点
1520点以上合格のところ、合計1690点で合格し、writingの配点もかなり良かったので、お母様としては大満足だった様子。
 
でもよく見るとreadingの穴埋め・長文はかなり正解数が低く、listeningがほぼ満点に近い点数での合格…。
今の英検は3技能(正確には4技能)のバランスで合否が決まるように作成されているのでlisteningだけで合格できるようには作られていませんが、それでもかなりアンバランスであることは否めないかとアセアセアセアセ
 
そして、一次試験の後はもちろん二次試験が待ち構えていますが、この二次試験、英語の能力うんぬんの前に、社会的な内容や環境問題・自治問題が問われ、かなりレベルは高いです。
私自身も色々工夫して指導していますが(↑のブログのどこかに書いてます)それよりも家での環境が大切なのかな~?と思っています。
 
例えば、TVのニュースを見ている時にすかさず「今のどう思う?」と聞いて、意見や考えを引き出すことはとても大切かと。
それから、やはり沢山の練習問題に触れることも大切で、お母様も問題集2冊~3冊程練習させたと言っていました(その一部を私もお手伝いさせていただきましたニコニコ
問題によっては解答のレベルにばらつきがあったものの、最終的には合格基準に余裕をもった点数で合格することができました。
(実際に練習問題で私と取り組んだような内容が出た、とおっしゃってました)
 
で、ここから『帰国子女の英検事情』というよりは、『帰国子女の帰国後の英語学習事情』の内容になっていくんですが、アメリカで駐在をされていて日本に戻ったお子さんの悩み事の1つが、『readingとwriting力が伸びないこと』ではないかと思います。
listeningはインターネットを使えば聞くことはいくらでもできる環境を作ることが出来ると思いますし、ネット英会話で英語を話す環境も週に数時間確保することで、何とかlisteningとspeakingのレベルを保つことは可能かと思います。
注:保つ事が可能なだけで、レベルUP出来るかどうかはまた別の話です
 
ただ、readingとwritingに関しては、日本に戻った瞬間に、日本語の読み書きの力はめきめきと上がっていくと思いますが、その反面、英語で読み書きをする定期的な環境&相応の量を確保するというのはかなり難しく、どの親御さんも悩まれるところなのかな?と思いますアセアセ
 
また、Yちゃんの例よりもさらに年齢が低い年齢でアメリカ生活→日本生活に戻った場合、かなり高い確率で、どうにかlisteningとspeakingは現地の子たちと同じくらいのレベルは保てるものの、英語での読み書きをほとんど行っていない為、ほぼ読めない&書けない状態となってしまう事が多い印象です。
 
私自身もこの問題の解決策はまだ見つかっていませんが、指導経験を積みながら、何か見えてくるものがあればいいな、と思っているところです。
 
ここまでの私個人の経験をまとめると、『仮に駐在期間が3年程度だとすると、小学中学年~高学年くらいで駐在できると、最初は授業について行くのは大変ですが、結果、4技能全て伸ばすことが可能』なのかな?と。
ただ、駐在の開始時期や終了時期はご縁のようなもので、決める事はできないと思いますがアセアセアセアセ
 
子育てやバイリンガル教育に関しては私もこれから自分のヒヨコで実験&改良&経験を重ねながら、また機会のある時にふり返っていければと思いますグッ
 
といいつつ、もうすぐ2020年度最後の英検も近づいてきました~!
受験を考えているお子さんがいらっしゃる方、サポート頑張ってくださいね拍手
私も指導、頑張りまーすグッグッグッ
 
くるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくる
 
と書いた後しばらくして、Yちゃんとのレッスンが再開し、現在は週2回、readingのレッスンを行っています。
レッスンは全て英語で、英文を2人で読みながら、内容について質疑応答を英語でひたすらしていくのですが、けっこう楽しんでやっていたり音符
また、最近の出会いとしては小学5年生のお子さんの英検準1級の二次対策もスタートし、考える事が色々あったりします。
これらも時間のある時にまたシェアできればと思いますウインク