レンズ改造部品の調達と手直し | 見よう見まねのブログ

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CameraやPCなど、見よう見まねの悪戦苦闘

これまで様々なレンズをミラーレス用に改造してきましたが、新たに、eBayで部品を追加調達しました。

これは、随分昔に購入した、PentaxのM42ヘリコイドリングと、L39をM42に変換するアダプター Aです。

今回入手したのは、薄型のM42ヘリコイドリングと、Eマウント用M42アダプターです。

フランジ部から測定し、M42ヘリコイドリングの厚みはPentaxが約17mm、薄型が約12mmです。

フランジバックが短いレンズでも、薄型を使えば無限遠が出ます。

レンズをM42ボディキャップか、L39ボディキャップに取り付ければ、簡単にミラーレス用に使えます。

 

次の、Eマウント用リバースリングは問題がありました。

同じ業者から、55mm、52mm、49mmの3種類のリバースリングをeBayで購入したのですが、52mmだけが2個とも装着できません。

これまでeBayで各種アダプターを購入してきましたが、こんなトラブルは初めてです。

ちゃんと装着できるリバースリング(RR)と比べて見ると、何と赤い指標位置が45度程ずれています。

(左)装着できない52mm RR、(右)装着できるRR。

そこで正規の位置に、卓上ボール盤で穴明けしました。削った所が黒の塗装が剥げて白くなり、丁度良い指標になりました。

赤い指標は誤装着防止の為、黒のペイントで塗りつぶしました。

これで間違い無く装着できますが、矢張り安物買い(送料込みで300円弱)のMade in Chinaは当たり外れが大きいですね。

eBayで同じ業者から購入した人も多い筈なので、一体どうしたのでしょう?

同じ改造をした?破棄した?クレームつけて交換した?

 

以前、日本の通販で購入したアダプターも固くて装着できない問題がありました。

この時は、フランジと鍔の隙間が少ないのが理由でした。公差がギリギリで、塗装によりクリアランスが無くなった為?

そこで、ヤスリでフランジ面を削って装着できるように改造しましたが、これも中国からの輸入品でしょう。

日本製ならちゃんと検査をして出荷している筈なので、こんなトラブルは無いと思われます。

リスクは有るが安価を取るか、高くても良い物を買うかの選択です。

まあ、趣味の世界なので、多少のトラブルも授業料ですし、改造する楽しみも増えます。

同じ中国製でも、カメラ用アダプターなら、スマホやPCのようにバックドアが仕込まれ、個人情報漏洩の心配はありません。

 

安いけどチャイナリスクを考えて