長い間使っていなかった32bit旧式PC(Pentium M、2GBメモリー)のDebian Stretchをアップデートしました。
Winと違って、Debianのアップデートはそんなに時間がかからず、イライラしなくて済みます。
たくさんのアップデートの中、Firefox-ESRも最新版(52.8.0esr-1~deb9u1)に更新されました。
でも、Firefoxを起動してもフリーズしたままです。その上、CPU使用率は100%。
おかしいですね?以前は使えたのに。。。
そこで、Chromiumをインストールすると、こちらは問題なく起動できます。CPU使用率も低い。
FirefoxのQ&Aを確認して見ると、こんな解決策がありました。
Firefox が CPU リソースを大量に消費する
https://support.mozilla.org/ja/kb/firefox-uses-too-many-cpu-resources-how-fix
最新バージョンに更新する
拡張機能とテーマ
CPU リソースを消費する拡張機能とテーマを無効化する
目障りなコンテンツを隠す
Firefox のハードウェアアクセラレーションを確認する
content-prefs.sqlite ファイルの破損
どれも該当しない印象ですが、最後の「content-prefs.sqlite ファイルの破損」が近いかな?
面倒なので、ルート権限でファイラーを起動し、
$ sudo pcmanfm
~/.mozilla 以下の設定ファイルを、フォルダー毎削除しました。
これで、無事Firefoxが起動できました。CPU使用率も異常ありません。
Chromiumは削除しました。32bit PCにはセキュリティアップデートが迅速なFirefoxが安心です。
でも、32bit PCのお守りも結構面倒なので、早く引退させた方が得策かな?
貧乏性なので、「勿体無い」の気持ちを、心を鬼にして「断捨離」しないとダメですね。。。
今の時代、32bit PCを愛用している人は極く少数派です。絶滅危惧種の32bit。
多くのOSやアプリが64bitに移行済みですが、Debianは次期Buster 10でも32bit版をサポートします。
Debian 10 -- Release Notes
https://www.debian.org/releases/buster/releasenotes
手間かかる子供可愛さ忍びなく