Galaxy SIII(SC-06D)にCM13.0(A.6.0.1)をインストール | 見よう見まねのブログ

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Galaxy SIII(SC-06D)に、カスタムROMのLineageOS 14.1を入れようとネットをいろいろ検索しました。

でも、残念ながら該当するものがありません。

LineageOSのダウンロードにあるのは、Galaxy SIII国際版(International)のi9300用だけです。

https://download.lineageos.org/i9300

 

恐らくハードウェアの違いから、個別にチューニングが必要なのでしょう。

wikiで構成部品の相違を再確認しました。

https://en.wikipedia.org/wiki/Samsung_Galaxy_S_III

 

【1】Galaxy SIII 国際版(i9300)の構成部品

SoC: Samsung Exynos 4 Quad (Exynos 4412) 

CPU: ARM Cortex-A9 

GPU: ARM Mali-400 MP4
これと同じものは、国際版LTE対応のi9305、docomo SC-03Eです。

 

【2】一方、SC-06Dの構成部品は、

SoC:  Qualcomm Snapdragon S4 Mallepally 
CPU: Qualcomm Krait 

GPU: Qualcomm Adreno 225
これと同じものは、米AT&T、T-Mobile、Sprintなどです。

 

他のカスタムROMでSC-06Dに対応しているものは無いか探した結果、CM 13(Android 6.0.1=Marshallow)がありました。

ANDROID MARSHMALLOW FOR SAMSUNG GALAXY SIII SC-06D

http://7materi.blogspot.jp/2016/09/android-marshmallow-for-samsung-galaxy_25.html

 

CMの時代にはサポートしていたSC-06Dが、LineageOSに移行して未対応になったのですね。誠に残念です。

開発の人的リソースなどの問題から、Galaxy SIIIは1機種(国際版=i9300)のみに集中したのでしょうか?

 

現状(Android 4.1.2)よりもセキュリティ面ではましなので、CM 13を上記手順に従ってインストールしました。

先ずは、TWRP(リカバリ)を入れます。TWRPもi9300やi9305では無く、SC-06D用が必要です。

Odinで、SC06D--KBC-TWRP-V3.0.0.0-recovery-odin.tar.md5 を焼きました。

 

あとは、リカバリーモード(電源ON+HOME+Vol Up)でTWRPを起動し、Micro SDカードにバックアップ。

次にMicro SDカードに入れたCM13.0とGAppsをWipeしてからインストールします。

cm-13.0-20160421-AOJP-d2dcm.zip

open_gapps-arm-6.0-pico-20171004.zip

 

前回、Galaxy SII(SC-02C)ではシステむ領域拡大(512MB⇒1GB)用のPIT(Partition Infomation Table)を焼く必要がありましたが、

Galaxy SIIをAndroid 7.1.2に更新

https://ameblo.jp/miyou55mane/day-20171031.html

今回はそのままでOKでした。

初期設定画面で日本語を選び、設定を進めます。

端末情報です。Android 6.0.1、セキュリティレベルは2016-04-02付のCM13.0です。

 

Galaxy SII(SC-02C)の時は何度も失敗し文鎮化しましたが、その経験のお蔭でGalaxy SIII(SC-06D)は一発でOKでした。

でも、何とかセキュリティ面で最新版のカスタムROMに更新したいですね。

自分では開発する技量がありませんので、他力本願で吉報を待つしかありません。

 

失敗の経験重ね一発で