前回、Eマウントに改造した、Canon AF35MLのレンズですが、絞りの位置が離れている為、余り絞るとケラレが発生します。
Canon AF35ML(2-2)ヘリコイドを取り付け完成
http://ameblo.jp/miyou55mane/day-20161219.html
そこで、レンズ後部に近接した絞りに変更します。
以前分解した、ジャンクのTamron Zoom Macro 85-210mm F4.5を活用します。
今週の買い物 - ズームレンズ2本
http://ameblo.jp/miyou55mane/day-20150408.html
この絞りを利用します。
鏡筒の右側の切れ目の部分を切断します。
金ノコでシコシコ、漸く切断できました。少し厚すぎますが、後でヤスリで削ります。
絞り内部のスペーサが見当たらないので、ネジを締めると絞りが固着して動きません。
使いきったボールペンの心を活用しようと思いましたが、厚みが巧く調整できず、断念。
絞りレバーの垂直ピンのカシメが脱落したので、金属片を整形加工し、
接合します。
操作レバー部に切り欠きを入れ、絞りに組み込みます。
その上に円板を載せ、ネジ止め。レバーと干渉したので、少し削りました。
裏返して、絞り羽根6枚を組み込み、
動作確認。レバー操作で絞られます。
レンズ後部に絞りを載せて、確認します。
蓋となる円板を載せ、ネジ3本でスペーサが無いので緩目に締め付け。後でニス止め。
絞り位置も近接しており、今度はケラレは発生しないでしょう。
絞りが円滑に動作するか、何度もレバーを操作jして確認します。
前回製作した、Canon AF35MLの改造レンズ後部にこの絞りを組み込みます。
58mmフィルター枠を、操作レバーの部分をヤスリで切り欠きました。
レンズ後部に乗せて確認します。絞り開放状態。
レバーを操作し、絞った状態。巧く機能しています。
動作確認ができたので、絞り機構を接合します。
後は、フランジバクを合わせ、Eマウントと組み合わせれば完成です。
離れては絞りが尽きて陰ろいの