サポート残存期間はもPreciseの2017-04迄に比べ、2019-04迄と長く、セキュリティアップデートもサポートされているので安心して使えます。
でも今年4月には、16.04LTS Xenial Xenusがリリースされるので、Xenpup(?) が出るのかな?
リマスター方法はPrecise 571JPと同等ですが、対象ファイルが異なります。
(1)削除アプリ:palemoon (firefox-portableを共用の為)
「メニュー」→「セットアップ」→「Remove builtin packages」で削除します。
(2)追加アプリ
(2-1) ROXterm (Precise 571JPに同じ。コピペができて便利。)
追加後、デスクトップの「端末」アイコンを修正。
/usr/bin/urxvt → roxterm に変更
アイコンを設定します。
/usr/share/icons/hicolor/acalable/apps/roxterm.svg をドロップ。
(2-2)日本語パック: シノバーさんの lang_pack_ja-2.0.sfs を導入。
http://shinobar.server-on.net/puppy/opt/
Xサーバーを再起動すると、日本語表示になり、日本語入力も可能に。
(2-3)日本語フォント:お好みのものを以下に追加 and/or 入れ替え
/usr/share/fonts/default/TTF/
上記は日本語パック導入後のフォント。
変更内容を反映します。
# mkfontscale
# mkfontdir
# fc-cache -f
(2-4)以前、IDを追加しビルドした、無線LANドライバーを適用します。
https://drive.google.com/folderview?id=0ByIdMmxMqRyifnZOeFBaQXAwRUxCM0NUM252VjBsSlUzSHRWUGRMRGlDcl9fU1NGdnMtbVE&usp=sharing
以下に上書きコピーし、
/lib/modules/3.14.56/kernel/drivers/net/wireless/rt2x00/rt2800usb.ko
/lib/modules/3.14.56/kernel/drivers/net/wireless/zd1211rw/zd1211rw.ko
/lib/modules/3.14.56/kernel/drivers/net/wireless/zd1211rw/ath/ar5523/ar5523.ko
# depmod -a
# modprobe rt2800usb
# modprobe zd1211rw
# modprobe ar5523
では、リマスター作業の開始です。
前回同様、シノバーさんの remasterx-0.9.pet を使います。
http://shino.pos.to/party/bridge.cgi?puppy/opt/remasterx-0.9.pet
変更ファイルは、/home/puppylivecdbuild/ に生成されます。あれ?zdrv_tahr_6.0.5.sfs がありません。
frugal installのHDDからRAM起動し、起動CDを指定しなかった為でしょう。
ISOイメージは、/home/ に生成。でも、ISOは使わない(使えない)ので構いません。
initrd.gz
puppy_tahr_6.0.5.sfs
vmlinuz
の3つを /sda5/Tahr/ にコピーし、menu.lstに下記を追記し、再起動。
title Tahr 6.0CE (sda5)
find --set-root --ignore-floppies --ignore-cd /Tahr/initrd.gz
kernel /Tahr/vmlinuz psubdir=Tahr pmedia=atahd pfix=fsck
initrd /Tahr/initrd.gz
矢張りダメです。
making the file system useable --- depmod
でフリーズしたままです。
zdrv_tahr_6.0.5.sfs を追加し、再起動。今度はOKです。
変更内容は、/tahrsave/ 以下に保存されます。
でも、起動時に変な画面が。□Code: ja を指定すれば正常になります。
2回目以降はこの画面は出ません。
因みに、フォントの変更は以下から可能です。
「メニュー」→「デスクトップ」→「JWMDesk マネージャー」でフォントを設定。
前回同様、ログイン・パスワードも設定しました。
# passwd でパスワードを2回入力し、
/etc/inittab をエディターで編集します。
::sysinit:/etc/rc.d/rc.sysinit
#tty1::respawn:/sbin/mingetty --autologin root tty1
tty1::respawn:/sbin/getty 38400 tty1
tty2::respawn:/sbin/getty 38400 tty2
tty3::respawn:/sbin/getty 38400 tty3
::ctrlaltdel:/sbin/reboot
再起動後、ログイン画面で、
Password : 上記で設定したパスワード
これで何とかTahrpupも、インストール作業が楽になりました。
楽しようあなた好みのリマスター