暫く、Win10を試用していましたが、Linuxの世界に戻ってきました。
それにしても、Linux、Win共アップデートは頻繁ですね。
(1)Arch Linux
常に最新版なのは良いのですが、暫く触っていないと、アップデートの量が半端ではありません。先日は200MBを超える量でした。ほぼ、毎日アップデートがあります。
PuppyのISOが100MB余りなので、大変な量ですね。
カーネル番号もどんどん進んで、今は、4.2.3 です。
時間帯によっては、日本のサーバーがタイムアウトになり、次々に切り替わって行きます。早朝はダウンロード(DL)が早いのですが、夜はとても遅い。これはDebianも同じです。
Winのアップデートにとても時間がかかるのは、サーバー能力と利用者数の関係?
(2)Debain Jessie
又、カーネルのアップデートがあり、DL容量は100MBを超えました。
カーネル番号は同じ(3.16.0)ですが、無線端末のドライバーが上書きされてしまったので、以前IDを追加しビルドしたドラーバーを上書きし、# depmod -a する必要があります。
(3)Puppy Linux
日本語版はアップデート無いので、ArchやDebianのような作業は不要ですが、セキュリティのアップデートだけはマニュアルで実施して置くと安心です。
最近は主:Debain、副:Archなので、Puppyは殆ど使わなくなりました。
でも、USBに入れて置くと、何かトラブルがあった時や、マルチブートの再構成(Grub4Dos、menu.lst編集)に重宝します。
(4)Flashplayerセキュリティ対策
Flashplayerのアップデートの頻繁さも相変わらず。一体、何時になったら落ち着くのでしょう?現在Linux Firefox用は、11.2.202.535。又、重大なセキュリティ欠陥対策です。
Archは、# pacman -Syu でFlashplyaerが最新版にアップデートされました。
Debianは、# apt-get upgrade ではアップデートできず、コマンドが異なります。不便ですね。
# update-flashplugin-nonfree --install
でも、Debian用は古かった(.521)ので、マニュアルでアップデートしました。
しかし、今回の脆弱性対策は不十分で、乗っ取り悪用の危険性があるそうです。
来週(10/19の週)に対策版が公開されるまで、Flashplayerの無効化を推奨。
Flash Playerにまた致命的な脆弱性、IPAは一時的な無効化を推奨
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/101503397/
Flash Playerにまたゼロデイ脆弱性、前日の更新で修正されず
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/101403383/
最新版が公開されたばかりの「Flash Player」に未修正の脆弱性、標的型攻撃への悪用も
修正版は10月19日の週に公開される予定
http://www.forest.impress.co.jp/docs/news/20151015_725750.html
(5)その他
Firefoxもどんどんバージョンが進みますね。機能追加とバグ対策?
Virus対策ソフトのアップデートもイタチごっこで、エンドレスです。
ほぼ毎日のアップデートも面倒なので、機能アップが無く、必要最小限度のもの(セキュリティ、バグ)に絞ったLinuxは無いでしょうか?
アプリもWinやUbuntuのようにテンテコ盛りで無く、ArchやDebian最小構成のようなものがあれば、試してみたいですね。。。
セキュリティアップアップで疲れ果て