Win10を試用(1)メニューに戸惑う | 見よう見まねのブログ

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今話題のWindows 10を試用しました。

現在、メインをDebian、サブでArchを使っており、Win7の出番は余りありませんが、新しいWin10がどんなものか興味があったので。。。
実際にPCにインストールして試さないと、雑誌やWEBなどの疑似体験では今ひとつピンと来ません。
Win7に特に不満は無く、サポート切れの2020年まで使う積りです。
まあ、5年も経つとOSの状況も一変しているかも知れませんし。。。
Win10ではソフトやドライバーの互換性に一部問題があるようなので、冒険を避けたい思いもあります。

試用するのは、XP時代の旧式ノートPCです。こんな物で大丈夫?
Compaq nx6320
OS  : Win XP Pro SP2
CPU: Core2 Duo T5500 1.66GHz
RAM: PC2-5300 DDR2。2GBに増設済。
HDD: 60GB
既にWin XPは削除し、当初 Puppy Linuxで使い、その後 Debianを入れて使っています。
本当は、サポート切れさえ無ければ、馴れ親しんだXPを継続使用したかったのに。。。

元XPの空きパーティションにWin10をクリーンインストールします。
MicrosoftのHPからWin10 ISOイメージをダウンロード(DL)できます。
http://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10ISO

Windows 10 ProのISOは容量が大きく、DLに結構時間がかかります。
64bit版 3.9GB、32bit版 2.9GB。

Win10のシステム要件は以下なので、64bit版でトライ。
https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-10-specifications
CPU: 1GHz以上
RAM: 32bit版 1 GB、64bit版 2 GB
HDD空き領域: 32bit版 16 GB、64bit版 20 GB
Video:DirectX 9 以上
ディスプレイ : 800x600

DLしたISOイメージは、UNetbootinでUSBに焼くか、先日インストールのBraseroでDVDに焼きます。

インストールは15分、設定に更に15分、都合30分で完了。意外と早いですね。
Win7の再インストールはセキュリティ・アップデート含め、半日がかりの大仕事でした。
試用なので、プロダクトキー入力はスキップ(Skip)。
セキュリティーアップデートも試用なので、パス。

マニュアルも読まずインストールして使って見た印象です。
(1)矢張り、旧式ノートPCではモタモタと動作が重く、使いづらいです。
   CPUもRAMも力不足みたい。でも、一応動いています。
   Linuxに比べ、Winの立ち上がりが遅いのはバージョンが変わっても同じ特徴。

(2)ドライバーが無いので、コントロールパネルにエラー(?)表示多々。
    LCD表示画面もやたらフォントが大きく、画面も狭い。
    Compaq nx6320のXP用ドライバーを無理矢理導入。見事動きました!

(3)Win7と全く異なるメニューで、操作に慣れない為、探すのに一苦労。
 矢張り、XP&Win7と、Win8&Win10ではメニュー体系の違いに当惑します。

まあ、旧式ノートでも一応使えると分かっただけ、収穫です。
XPのドライバーが使えるのは、Win7と同じで便利。
結局、旧式ノートPCは現状通り、Debianを使うのが最適ですね。
Win10 32bitならもう少し軽いのかな?でも、再インストールする元気がありません。

Win10を試用して気に入れば正式版を購入し、プロダクトキーを入力すれば再インストールせずそのまま使えるのですが、今回のPCではパスします。

Win10を削除し、Archを入れる案もありますが、現状のDebianで十分満足です。
メインのデスクトップPCは実験用も兼ね、Debian(Kona)、Arch、Puppy(複数)、Win7、等々のマルチブート環境で、まるで雑居集合住宅みたいですが、それ以外のPCはOSは1つか2つで無いとアップデートも面倒です。パーティションが余っていると、つい使って見たくなりますが。。。

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