Arch LinuxのLXDEデスクトップ環境が整い、debian Jessieと同じ感覚で使える筈でしたが、そうは行きませんでした。流石手強い、Arch Linux。
別パーティションへ、データのコピーや編集ができません!
こうなると、Arch Linux日本語HP wikiのお世話になります。
ファイルマネージャのPCmanFMについて、こんな記述がありました。
< 追加の機能 >
経験の浅いユーザーは、ファイルマネージャだけだと (特に Openbox のようなスタンドアロンのウィンドウマネージャにインストールしている場合) Xfce や KDEなどの完全なデスクトップ環境で使い慣れていた機能がないことに気づくかもしれません。
それについては詳しくはファイルマネージャの機能を見て下さい。
< 追加機能 >
軽量な環境を使っている場合、もしくは軽量な環境を使うつもりの場合、ファイルマネージャの機能を増やすと一般的により多くのメモリを使用することになるので注意してください。udisks も参照。
< マウント >
gvfs: GNOME 仮想ファイルシステム (Gnome Virtual File System) はマウントとゴミ箱の機能を提供します。GVFS はマウント機能に udisks2 を利用し、ほとんどのファイルマネージャで推奨されているソリューションです。
ヒント: ファイルマネージャによっては gamin パッケージをインストールすると便利になることがあります。Gamin はファイルとディレクトリの監視システムです。
USB スティック, CD/DVD, カメラなどのリムーバルメディアにアクセスできるようにするには他の Gnome Virtual File Systemソフトウェアパッケージが必要です:
gvfs-afc: リムーバルメディア (例: 光ディスク, USB データスティック, カメラ)
gvfs-gphoto2: 様々なデジタルカメラから自動でコンテンツを転送
< 圧縮ファイル >
tarball (.tar や .tar.gz) などの圧縮ファイルをファイルマネージャで解凍するには、まず file-roller などの GUI アーカイバをインストールする必要があります。詳しくは List of Applications#圧縮ツール を見て下さい。
zip で圧縮された .zip を利用するには unzip などの追加のパッケージもインストールする必要があります。アーカイバをインストールしたら、ファイルマネージャでファイルを右クリックして圧縮したり展開できます。
< NTFS の読み書きサポート >
ntfs-3g をインストールしてください。詳しくは NTFS-3G の記事を見て下さい。
と言うことで、追加機能を一式インストールします。
# pacman -S gvgs gamin gvs-afc gvfs-gphoto2 file-roller unzip ntfs-3g
これで、メモリーは多少食いますが、 快適に操作できます。
# free でメモリー消費量を確認結果、
130MB(起動時) --> 225MB(Firefox起動) --> 135MB(PCmanFM起動)
と、余り変わりません。
これ位なら、最初から機能を追加して欲しいですね。
まあ、Linuxを良く知った人が、最小構成からお好みで機能追加して行くのが、Arch Linuxの特徴なので仕方無いかな?でも、初心者には不親切な設定ばかりですね。
Arch Linuxはまるで、源氏物語の世界です。
光源氏が幼い「紫の上」を引取り、理想の女性に育てて行く。
まさに、Archにいろんな機能を追加し、自分好みに育てていくプロセスに似ています。
まだまだ他にありそうなので、困った時はArch Linux wikiを良く読んで、対策を考える必要があります。本当にArchは勉強になるLinuxですね。
見染めた子理想のアーチ育ててね
不親切あとは自分で育てよと