昨日の夕食は天然ブリの甘酢漬,牛肉すき焼き風紙包み,小松菜の煮物,瓜の浅漬け,ちりめん山椒で済ませました。また,デザートは温室ミカンでした。天然ブリは少し生臭く,1/3を廃棄,小松菜の煮物は妻と味付けが全く違うので半分廃棄しました。小松菜を妻と同じ味付けにするには,どのようにヘルパーさんに頼めばいいのか判りません。40年も食べ慣れた妻の味を,死ぬまで忘れず,追い求めるのです。

 昨夜は午前0時半前に精神安定剤と睡眠薬の服用をして1時前に消灯しました。
 しかし,寝付きはかなり良く,何か夢を観ながら10時半過ぎに起床しました。でも,熟睡感はありません。

 

スマートウオッチでの睡眠の質の評価は”非常に良い”であり,睡眠時間は8時間42分でした。

 

 起床後の血圧は133-70mmHgと普通で,体重は前日より+0.7kgの68.8kgでした。体重の増加が大きいです。

 昨夜はNHKの連続テレビ小説虎に翼”の1週間分を一気に観ました。
 毎週,ことわざにちなんだ副題がついている「虎に翼」だが,今週は「家に女房なきは火のない炉のごとし?」。

 これはことわざで,家に主婦がいないのは炉に火がないのと同じで,大事な物が欠けて寂しいという意味がある。


 今週の冒頭は家庭裁判所が発足し,街に溢れる戦争孤児を寅子らが視察。

 よねや轟との再会があり,道男との出会いもあった。なりゆきで道男を預かることになった猪爪家だったが,子供達こそ,道男の乱暴な風貌を怖がるも,はるは子を残して死んだ親の思いを想像し,道男に厳しくも優しく接していく。

 この時点では,主婦であるはるは元気。もう1人の主婦である花江には,道男が言い寄るというまさかの展開があったものの,もちろん体調的には問題ない。
 一部のネットでは今回の副題の意味について不審がる声も上がっていたが,この日,ついにはるが突然の心臓発作からわずか1日で天国に旅立ってしまう。

 猪爪家にとって太陽のような中心人物だったはる。

 働く寅子に代わって,優未の面倒を見たり,食事洗濯などを,嫁の花江とともに切り盛りしてきた。

 寅子に甘かった父・直言とは違い,時には厳しいことも言って来たが,最後まで寅子のやりたいことを応援してきたのがはるだった。
 
 朝ドラには珍しく,「はる」の無くなるシーンがあった。私はそのシーンを観て,演出だと感じながら妻の最後を思い出しました。

 妻を亡くした喪失感を詠んだ短歌を紹介します。
 妻の死を連想して貰えるでしょうか。

 亡き妻に手向けし供花桜花 死を惜しむのか春雨に泣く
 お洒落好き似合ってないよ経帷子 上から着せし派手フラドレス
 あの世でもお洒落でいてね副葬品 はではで衣装棺の中に
 偏屈の吾との生活40年逝くまで妻は幸せなりきか
 想い出の数より重さ忘れない明るい笑顔で気遣う君を
 プライドで醜態見せれぬ通夜の席 妻のためにと涙かみしめ
 妻の通夜棺覗けば眠れる君 「起きてこいよ」と言い涙ぐむ
 仏とは言わない妻の通夜の席 今日見納めと何度も顔見し
 亭主より先に逝くなと言うたのに願いむなしく黄泉に旅立ち
 家内には三途の川の渡し賃持たせないから帰って来いよ
 望みても帰宅でき得じ吾が妻が壺に入りて自宅で安らぐ
 式終えて自宅で一人になりしとき妻が死んだと涙溢れて
 吾が妻が死んでしもたとそっと泣き帰って来いよと更におお泣き
 祭壇の妻が私を目で追いし優しきまなざし亭主気づかい
 亡き妻の遺影に向かいしみじみと何度も言うは「なんで死んでん」


 今日も朝から雨が降り続いています。

 遊歩道の散歩に行き,脚の劣化速度を抑えねばならないのですが,出掛けられません。

 仕方がないので,今日も15時半からマンションの廊下を歩くことにしました

 杖を突いて歩くことになるのですが,何周も歩くと不審者に間違われます。

 ヨタヨタの脚で汗をかきながら9周歩くと完全にへばるので,自室に戻り10分ほど休憩です。

 少し体力が回復したので散歩の継続ですが,この時に雨が止んだのでマンションの公園の周りを8周歩き散歩を終了しました。

 ヨタヨタで疲れ切るのが判っていても,散歩を頑張るのは,歩けなくなったら困るからです。
 スマホによる今日の歩数は4290歩,距離は2.4kmで,歩速は3.9km/hとなっていました。


 今日の花はポレモニウム・ブルーです。