令和4年の「三次の鵜飼」は、9月10日をもって最終日を迎えました。
大過なく終えられましたのは、関係者はもちろん、お客様の御協力もあってのことと感謝申し上げます。コロナ禍にあって、なお多くのご乗船・応援を頂きましたおかげ様もあり、例年通りの6月1日から9月10日という開催期間を、3年ぶりに通して行うことができました。

川での催しの常ではありますが、開催期間中、著しい増水により欠航を余儀なくされる日がありました。楽しみにされていたお客様方にはたいへん申し訳ありません。また、その中から別の日に再予約頂いた方も少なくなく、冥利に感じております。

今年はオンライン予約を本格運用し、県外からも高い注目を頂きました。期間の後半は新型コロナウイルス感染症の急拡大により下火となりましたが、こんどは地元の方々に下支え頂き、想定客数を超える乗船客数で期間を終えております。

全国の鵜飼の中でも珍しい、流れの中を航行しつつの鵜飼遊覧。馬洗川を行きつ戻りつする間、鵜舟も合間を縫って、両舷の乗船客に余さずご覧いただけるのが「三次の鵜飼」の特徴です。鵜匠・舵子だけでなく、船頭の腕前もあって、たいへん珍しい周遊式の遊覧を行っております。来期の「三次の鵜飼」も、どうぞ楽しみにお待ちくださいませ。

 

(一社)三次観光推進機構