36回めの「平和展」です。
本展では、”柿手の描いた平和”をテーマに、柿手春三が生涯描き続けた「平和」の表現をご覧いただきます。
特に、「ヒバクの樹」や「核シェルターのバンザイ」、「広島産業奨励館」などは、同じ題材を何枚も描いています。84歳で亡くなるまで、絵筆を持ち続け、人生の最後に病床で描いたのも「ヒバクの樹」でした。絶筆となったその作品は、娘である弘子に「サインはお前が入れてくれ」と言い、筆を渡したといいます。
一人の絵描きが、人生をかけて追い求め世に問うてきた「平和」。今、世界中でその尊さとあやうさが浮き彫りになり、我々人類につきつけられています。
どうぞ、芸術を愛する皆様、柿手の絵を見つめながら、改めて「平和」について考え、「平和」をかみしめて下さい。

【会場】
 三良坂平和美術館
 (広島県三次市三良坂町三良坂2825番地1)

【会期】
 2022年8月6日(土)~8月28日(日)
 午前9時~午後5時

【休館日】
 毎週月曜日

【入館料】
 一般:400円(300円)
 65歳以上:300円(200円)
 高校生以下無料
 ※( )内は20人以上の団体料金
 ※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳保持者は無料

【お問合せ】
 三良坂平和美術館
 (広島県三次市三良坂町三良坂2825番地1)
 TEL:0824-44-3214
 URL:http://www.mirasaka-heiwa.jp