今も昔も子は宝。しかし、江戸時代は幼いうちに命を落とすことが多い時代でした。子どもの無事な成長は、当時の人々にとって切実な願いであり、子どもに贈られる玩具や生育儀礼には、そうした大人たちの祈りがこめられていました。
本展は、広島県内の古文書や民俗資料などを中心に、江戸時代を生きた子どもの実像に迫ろうとするものです。乳不足や病といった子育ての中で生じる問題や、日々の暮らしの様子など、さまざまな側面から子どもに光をあてていきます。
【会場】
みよし風土記の丘ミュージアム(広島県立歴史民俗資料館)
広島県三次市小田幸町122
【会期】
2021年10月8日(金)~11月28日(日)
【開館時間】
9:00~17:00(入館は16:30まで)
【入館料】
一般:600(480)円
高校・大学生:450(360)円
小・中学生:300円(240円)
※( )内は20名以上の団体料金
※次の方は入館料金が免除になります
①身体障害者手帳、戦傷病者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳(障害者手帳)の交付を受けている方
➁高等学校までの学校教育活動として入館する園児・児童・生徒及び引率者
【休館日】
月曜日
【関連イベント】
新型コロナウィルス感染拡大防止の対策を取った上での実施となります。また、状況によっては、各種イベントを延期・中止する場合があります。最新情報は、当館のホームページでご確認ください。
●第1回記念講演会
「人形や玩具にみる江戸時代の子育て」
講師:尾崎織女(日本玩具博物館学芸員)
日時:10月16日(土)14:00~16:00
定員:50名(事前申込・先着順)
●第2回記念講演会
「江戸時代の子どもたち―いのちをつなぐ」
講師:沢山美果子(岡山大学大学院社会文化科学研究科客員研究員)
日時:11月20日(土)14:00~16:00
定員・50名(事前申込・先着順)
●展示解説会
解説:資料館学芸員
日時:10月24日(日)、11月14日(日)14:00~15:00
※特別企画展の入館券が必要です
●ワークショップ
①スペシャルイベント「風土記の丘で植物について知ろう」
講師:吉野由紀夫(広島県文化財保護審議会委員)
日時:10月23日(土)10:00~12:00
定員:30名(事前申込・先着順)
参加費:100円(保険料)
②秋のモノづくり体験「作ってみよう!古代の首飾り」
指導:資料館職員
日時:10月31日(日)、11月7日(日)、10:00~15:00(最終受付は14:00)
定員:20名(当日受付・先着順)
材料費:250円(基本セット)から
③寺子屋ワークショップ「和綴じ本づくりと”くずし字”はじめの一歩」
講師:資料館学芸員
日時:11月21日(日)10:00~12:00
対象:小学生以上
定員:15名(事前申込・先着順)
参加費:200円
記念講演会、ワークショップ①・③の申込方法
イベント名、名前、年齢、住所、電話番号(※ワークショップ①は生年月日・性別も)を記入の上、はがき・FAX・Eメール・応募フォームのいずれかで資料館までお申込みください。小学生以下は保護者の同伴が必要です。
応募フォーム:https://www.pref.hiroshima.lg.jp/ques/questionnaire.php?openid=1323
メールアドレス:rmsgakugei@pref.hiroshima.lg.jp
【お問合せ】
みよし風土記の丘ミュージアム
(広島歴史民俗資料館)
TEL:0824-66-2881
広島県三次市小田幸町122
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/rekimin