都市農業公園で
白モッコウバラに見惚れるのもいいけれど

いつも行く公園で
鳥たちの囀りに聴き惚れるのもいい

昨年
ふと思いたち
ラファエルの森と名付けたこの場所は…



そうだった
そうだった
鳥たちも好む場所のようで


行くと
昔の少年たちが
お高いカメラを手にして
シャッターチャンスを狙っていた





おしゃべりな昔の少女は聞く
珍しい鳥がいるんですか?

昔の少年は目を輝かせて答える
キビタキ♡

昔の少女は
すかさずスマホで検索する



キビタキは4月上旬から下旬にかけて、東南アジアなどから日本に渡ってくる夏鳥です。 スズメほどの大きさで、オスは頭部から背面にかけて黒く、眉班、腹部、腰が明るい黄色をしています。 特に喉から胸は鮮やかな濃いオレンジ色で、その華やかな色彩は見る人をとりこにします。



小さな身体で海を渡る鳥

oh センスオブワンダー

キビタキという浪漫



浪漫を追う昔の少年たちは

なんだかとってもかっこよく見える







昔の少女は

おじゃま虫のようなので

この辺でドロンしまーす




水辺に行くと…

yo-ho

カモたち





珍しく?カモたちも人気者?







カモって

見るだけで気持ちが優しくなる顔をしている




池に行くと…

笑った



お尻ふりふり

まだですか〜?



まだですか〜?



なぁおっちゃん

早く釣れやって?

もしくは

いつものアレちょうだい?




見ているみんなが笑っている


あんたたち!潜れるやろ

自分で捕りなさい!

って?



題して

くれるまで離れません



気軽に気楽に笑える君たちは

いつだって最高で

だからわたしは

いつもここに来たくなって


ちょっとくらい辛いこと

悲しいことなら

ここに来れば

なんとかなって

そんな場所があることは

わたしの幸運のひとつで


君たちカモたちがいる

この水辺を歩く時に聴く曲は

身体が勝手にリズムをとっちゃう

定番のこの歌で




キビタキが渡ってくるここ

大大大天使の君たちがいつもいるここは

どこにでもある地球のほんの片隅



この公園を創ってきたのは

大地

お日さま

ひと

樹々

微生物

ここに生受けた生きものすべて

長い年月

喜び



わたしは

地球に

ますます魅了されていくひとりかもしれない


すべてはおかげさま


ひと時

不安も心配も手放して

のんきに地球に魅了される時間を生きよう