こんにちは。
小野美世です。
本を出版して、レビューをいただくようになると、必ずひとつふたつはこういうお声があります。
「ブログの内容と一緒じゃん」
無料のブログでもう読んだ内容だから、有料でわざわざ買った本にそれが書いてあると、なんか損をしたような気がする。せっかくお金を出したのに。
そういうような意味で書かれているのかなと思います。
事実、これまでに出した2冊の本も、内容を組み立てていくときに、「よく読まれた記事の内容」を中心に、肉付けをしたりしています。
やりとりをした編集者さんにも、「人気記事をいくつか教えてほしい」と言われたこともあります。(章立ての参考にしたいから、だと思います)
「ブログの内容と一緒じゃん」
読者の立場で考えると、私もこれ、なんかわかります。
というか、
「無料のブログに出ているものを、全部ではないとはいえ、有料の書籍にしてしていいの?」
って、昔は思っていました(笑)
発信の有料/無料に対する考え方は、私は、以前に所属していた心屋塾の考え方が好きです。
自分の脳内をシェアするつもりで書く。
無料でも有料でも内容が同じ(笑)
無料のものをたくさん放出して、それで誰か損をするか?……いや、しないよね(笑)
無料のもので読み手が幸せになるならそれでいい
でも、それを続けていると、みんな有料のメニューで自分に会いにきてくれる
それは会いにきてくれるというか、お礼を言いにきてくれる
そうすると、気づくと豊かさ(=お金)も循環している
今でもこれを採用しています。
これは無料、これは有料という考え方をそもそもあまりしていないこともあり、
有料にしておいたほうがいいのでは?というものほど、無料で出す方がいい
ということも思っています。
だからある意味、
無料のブログに書いてあることが有料の書籍にもあるのは、私にとっては、「うん、そうなんですよ」なのです。
でも、今回の3冊めを作ってみて、痛烈に思ったことがあります。
いや、やっぱり、書籍が有料である価値はあるわ…
ブログ記事をただ順番に並べたわけではなくて、そこには、内容を整理して、意図を組み直してひとつの作品にまとめ直すという工程が入っています。
「編集」の力が入っています。
私、今回こんなことを本に入れようと思っているという内容を、編集さんに、50000字くらい出したんです。
50000字がどのくらいかというと、普通の単行本の半分強くらいでしょうか。
手をいれてもらって返ってきた原稿を見てびっくりしました。
25000字になっていたんです。
は、半分!!( ゚Д゚)
パソコンの前でひっくり返りました。
残りの半分どこいったーーー!笑
もちろん、重複していた部分もあったし、省略できる部分や、「これはまた別の機会にやりましょう」というものもありました。でも、半分って!笑
余分なものがなくなった原稿は、格段に、読みやすくなっていました。
そして、意図がよりしっかり伝わるようになっていました。
編集さんから丁寧に説明してもらって、とても納得しました。
本当に、「編集の力」ってすごいです。
まとめ直すことで、こんなにも変わるとは。
伝えたいことがちゃんとある著者ほど、いい編集さんと一緒にお仕事をした方がいいなと思いました。
自分ではこんなバッサリ絶対できない…。
だから、一概に、「ブログの内容と一緒じゃん」でもないのです。
今回、「大事な話し合いは3つ!」で私はスタートしましたが、最終的にそれは5つになりました(笑)
元のブログ記事のほうを逆に直さないといけない事態になっています。
そして、ブログの中を探し回らなくても、すぐ1冊にまとまった状態で欲しい情報があるのも、やはり便利だと思います。
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