自分の性質を知って、それを大事にしよう。／Windys『素直で魅力あるあなたへ』4/18～22

こんにちは。
小野美世です。

今日は、Windysでの連載『素直で魅力あるあなたへ』の先月分をまとめていきます。

その中で、こんなことを書きました。

私は普段から、

「性」の悩みをたくさん聞いたり、

「性」についてたくさん発信をしたりしているけど、

根本にあるのは、

「自分の性質を知って、それを大事にする生き方をしてほしい」

という想いなんだ。

言いたいことはこれに尽きるというくらい大事にしていることです。

自分の性質を知って、それを大事にする生き方をしよう。

私の発信では「性のことを大切にしていきたい女性」に向けての発信が多いけれど、最近では、「そもそも他者に性的な感情を向けない（向けたことがない・向けたいと思わない）」「そもそも恋愛したいという気持ちがない（恋愛感情が他人に向かない）」そういう性質についても、語られることが多くなりました。

（「性嫌悪」とはまた違うようですね）

おそらく以前からも、こういう性質の方はいたのだと思う。

私もご相談を聞く中で、「恋愛そのものを必要としておられないんだろうなぁ」と感じる方に出会うことがあるし、そういう方は無理に恋愛を経た結婚をしなくてもいいよねという記事を書いたこともある。

そういう性質に、名前がついていることが広く知られるようになって、それに近い性質を持つ方は、

「私も、これかもしれない」
「この特徴に当てはまるなぁ」

と感じ、ほっとする、救われたような気持ちになることがあるかもしれません。

自分だけじゃなかったんだと思えるかもしれない。もしそういうことがあるのだとしたら、とてもいいことだと思います。

これまで「普通とされるもの」に合わせようと無理していたことを、自分の性質ではないのに頑張ろうとしていたことを、やめられるかもしれないから…。

こういう性質にも、個人によってグラデーションが細かくあるはずなので、いっそう「自分を知る、自分が何を感じているのかを知る」というのは大切になる。

そして、それを「必要に応じて」大切な人に伝えることもあるだろうし、逆に相手のことを尊重しつつ、知るということも、やはり変わらず大事だろうと思います。（このあたりは『負けるが花』がやっぱり有効）

この先、『パートナーシップ』もいろいろな形をとっていくのだろうなぁと思います。

４月１８日（月）掲載
幸せな女性に会いに行こう。