こんにちは。

小野美世です。


夫婦関係において、妊娠・出産・育児の時期は嵐のようなものとよく言います。今日はその時期についてのお話。





妊娠・出産・産後の時期に、妻から夫への愛情ががくんと下がるかどうかは、最初の子が生後半年になるまでにほぼ決まる(いや、生後3ヶ月といってもいいくらい)


そしてこの期間に感じた「夫は私を助けてくれない」という思いは、いくら夫が生後半年以降に家事育児をし始めたとしても、覆らない。


だってどう考えたってそこが一番「妻の人生で一番大変な時期」なんだもの。後から少し参加されたって遅いのだ。


残念なのはこの知識をほとんどの男性が「妻が妊娠した時点で」もっていないこと…。この知識=後からいくら手伝っても覆らないよってこと


産後の「夫とはもうしたくない」というセックスレスの遠因にも、もちろんなっています。






自分の人生で一番大変だった時期に、結婚したパートナーが助けてくれなかった


もう少し細かく言うと、誰も最初から上手に助けられるわけじゃないから、できなくても下手でも役に立たなくても、「一緒にやる意思があります」「助ける意思あります」という姿勢を見せるのはとても大事です。


自分の人生で一番大変だった時期に、結婚したパートナーが「一緒にやる意思があります」「助ける意思あります」という姿勢を見せてくれなかった


これを感じてしまうと、その相手への愛情はどんどん下がっていくだろうなぁと思います。


もう少し言うと、一度や二度見せただけでは全然追いつかなくて「見せ続ける」「考え続ける」「やり続ける」じゃないといけません。


だって妻側はずっと育児についてのことを「やり続けている」「考え続けている」から。


やって当たり前、やるのが当然という社会の空気にさらされ続けていくので。


最初の子が、生後半年を迎えるあたりまでの期間は特に、自分も人生で最も気合を入れて、「自分にできることを探す考える試行錯誤」をしないといけなくて、それは生後半年を過ぎてしまったらもう取り返せない。


後から、少し落ち着いたら、やればいいか〜では遅い。職場での仕事の責任と天秤にかけながら、自分の頭で考えながら、妻とコミュニケーションとりながらやっていかないといけない。


そのことを「妻が妊娠した時点で」わかっている人は少ないと思う。その後いろいろ調べてそれを知る人もいるかもしれない。それなら大丈夫。



夫婦間のセックスレスで悩まれる夫の方もおられるわけですが、


「家事しても育児しても、妻はセックスしてくれない」


のようなつぶやきを見ると、最初の子が生後半年になるくらいまではどうされていたのかなぁと、ちょっと思ってしまいます。


家事育児と夫婦のセックスが対価交換できるものと思っているならそれもちょっと違うし…(夫婦の歩み寄りの話し合いの内容次第では有効ですが)


そしてもちろん、自分にできることやっていてもレスになることもあります(そもそも性への価値観が違う場合が多い)





話が横道にそれました💦

この時期に下がった愛情を再び妻側が取り戻すって、そもそも難しいことなんです。


いつまでも根に持ってる私が悪いのかなぁと言われる方もいますが、そんなことありません…。特殊な時期なんです。


逆に、この時期に夫への愛情が下がったのに、その後持ち直してきています、とか、今また戻りましたという方は、きっとお互いに自分にできることを工夫されたのかなと思います。




あなたの心が穏やかに

満たされる一日になりますように。

 

いつもつながってくれてありがとう。


<ただいま応援中。パートナーシップが学べる書籍>


<美世に質問day

2日間、美世から、質問へのお返事が届く「美世に質問day」次回は4月21日(木)22日(金)に行います。受付中です。残4名さま。

質問dayの詳細はこちらです。


<小野美世の書籍>

2冊目:「負けるが花」

電子版はこちら。

  

出版社の事業終了により紙の本は絶版となりました。

電子版は引き続き購入可能です!


1冊目:「誰にも言えない夫婦の悩み相談室」

■小野美世の公式LINEアカウント

Dは、「@onomiyo」です。

@なしだと他の方になります、ご注意を。

3,000名の方が登録してくれています♡


LINE@に送られるメッセージ、ご相談、ご質問は、特に承諾なくブログ等に掲載することがありますので、ご注意くださいね♡

いただくメッセージには全て目を通しておりますが、個別のお返事はあまりさしあげておりません。ご了承ください。