こんにちは。
小野美世です。
料理をずっと苦手にしてきた私ですが、最近ようやく添加物をちゃんと気にするようになり、家で使っている調味料、食材など総点検しております。
(急に始まった🤣)
化学調味料無添加なもの…とやっていくと、一番近くのスーパーで買えるものがあまりなくなってしまいました。
自分で選んでいる感覚はものすごくあるので、バランスよく続けていくつもりです。あまり厳しくしすぎてもまた大変なので…。
では、今日の記事です。
(2021年9月1日の記事を再更新しています)
少し前に、『負けるが花』を読んでくださった方から、こんなメッセージをいただきました。
「主語を私に」とおっしゃっていましたが、それを今付き合っている彼に(私は〇〇したい!〇〇だと思う、等)言っていますが
「いつも、あなたは(私はこうだ!って言う)自分自分だ」と言われています。
素直に伝えているのに、いつもそう言われると私の全てを否定された感じになります。
こちら、ちょくちょく似た内容のご質問をいただくので、ちょっとお答えしたいと思います。
まず思うのは、「彼の選んだものを受け入れる」はやっておられるのかな?ということ。
お付き合いしている彼が言っている、「いつもあなたは」というのが気になりました。
彼から見ると、彼の立場に立ってみると、「いつも、この子は『自分はこうだ、自分はこう思う』と言っている」と感じているととれます。
そして、もしそうだとすると、彼の心の中でそのあとにどんな言葉が続いているのでしょうか?
「俺の言っていることは聞いてくれないのに」
「俺の言うことを遮って、自分はこうだと言ってくる」
もしくはこんなことも考えられます。
「自分の言い分が通らないと機嫌が悪くなる」
…実際にどうかはわかりませんが、もし彼に内心こういう不満があって、それが「いつもあなたは、自分自分だ」という言葉になって出ているのなら、
「彼の選んだものを受け入れる」というのは、このお二人の間にあるのかな?と思ってしまいます。
そういう場合は、まだこちらからいろいろやってみる余地があると思います^^
相手の話は聞かないけど、自分の話は聞いてほしい…
相手のことは受け入れないけど、自分のことは受け入れてほしい…
という状態だと、二人の間に「与える・受けとる」「リクエストする・受け入れる」の循環はない状態です。
もしかしたら、彼のほうも、メッセージくださった方と同じように「自分のことは否定されている」と思っているかもしれませんよね。
相手が自分のことを受け入れてくれない!と思うとき、逆に、自分は相手のことを本当に受け入れているのだろうかを、少し立ち止まって考えてみてほしいと思います。
そして、もうひとつ。少し別の角度から…。
もしもこの方が、「彼の選んだものを受け入れる」もある程度やっていて、相手の話も聞いていて、相手のことも知ろうとしていて、その上で、自分のリクエストを伝えているのに、「いつもあなたは、自分自分だ」と言われる…という場合。
そもそも、彼が、「パートナーの意見を受け入れる」「パートナーに合わせる」「お互いの価値観・意見の違いがあったときにすり合わせる」という余地が少ない人…ということはないでしょうか?
いろいろなご相談を聞いていると、しばしばこういうパートナーがいらっしゃいます。
そもそも、妻や彼女の意見を聞く気がないんだろうなぁ…。
そもそも、自分と違う意見を受け入れる気がないんだろうなぁ…。
そもそも、自分の考えだけが正しいと思ってるんだろうな…。
そういう、自分と違う相手を受け入れる余地の少ない人から見ると
自分と違う意見を持った人は、「なんかおかしなこと言ってる」となりますし
実際におかしいことではなくても
自分の思い通りにならない人は「あなたは自分勝手な人だね」となりますし
実際に自分勝手でなくても
自分に合わせてくれない人は「あなたはいつも、自分のことばっかり」に見えるのですよね…。
実際に自分のことばかりでなくても
自分の状態を、相手に映しだして言っているのです。
そもそもこのお相手が「いつも、自分のことばかり考えている人」「いつも、自分自分な人」…という場合ですね。
そういう場合は、「彼の選んだものを受け入れる」をいくらやってみたとしても、やる側は疲労感だけが溜まっていくかもしれません。
いただいたメッセージだけでは、どちらのケースが近いかな?というところまではちょっとわかりませんでしたが、2つ目の「そもそも相手は『自分と違うものを受け入れる余地を持った人』なのだろうか」というのは、よくよく観察しておいたほうがいいと私は思います。
その余地の少ない人と、例えば一緒に暮らしていくのは、結構大変ですので😅
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