素直で魅力あるあなたへ
パートナーシップと性のカウンセラー
小野美世です。
4月の質問day、受付開始しております。
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さて、今日の記事です。
(2020年3月17日の記事を再更新しています)
夫婦間のセックスレスで、女性側がしたいと思っていて、男性側が消極的な場合。
ふたりで性についての会話、コミュニケーションするのが大切だよとたびたび書いております。
(テーマ別:夫婦の性のコミュニケーションをご覧ください)
セックスについて話すのは、やっぱりハードルの高いことです。
特に、自分はしたいけど、相手は明らかにそうではない言動をしている時にはなおさら。
常に「自分がざっくり傷つく」という恐怖と隣り合わせです。
私は、いろんな方のお話を聞いていて
上のような状況でも、
夫婦の性のコミュニケーションができるようになっていく方は
いくつか乗り越えているポイントがあるなぁと思うのです。
それは、次のことを手放せているかどうか。
①「相手からアクションしてほしい!相手から誘ってほしい!」(相手の行動への期待)
②「相手からしたいって思ってほしい」(相手の気持ち・意欲への期待)
③「相手の気の乗らない表情や言動に、即落ち込み、即拗ね、即不機嫌になる」(自分の気持ち)
④「そんな態度するなら、私の気持ちなんか素直に話すもんか!見せるもんか!」(自分の行動)
…いや、無理ですという声が聞こえそうですが。
これを手放せていないと、次の状態になる。
①「自分からアクションできない。自分から誘えない。みじめになってしまう」
②「相手がしたい気持ちになっていないということに落ち込んでしまって、もうそれ以上行動できなくなる」
③「相手の気の乗らない様子に傷ついて、自ら心のシャッターを下ろしてしまう。浮上できない。喧嘩勃発。」
④「そして、相手のことを恨む、素直にならない、仕返しを考える。性のコミュニケーション終了。」
…なるよね………( ; ; )
書いてて、悲しくなってきますが。こうなるのもわかります。
でも、こういう段階をひとつずつ超えて
旦那さんとできる会話、選択肢が増えていった方がおられます。
その方が今年に入って送ってくれたメッセージを今日は紹介しますね。
すごいなぁと思うところがたくさんある。
「朗らかに言ってみた」
「笑顔で答えた」
これ、なかなかできないと思うの。
そして、
「勃てとか思ってないよ、むしろバイブ買おうか悩んでるよ」
これも、何度も口にしてなければ、こうもさらっと言えないと思う。
「テーブル拭くと思って君のことさわればいいの?」という旦那さんの言葉も
(このご夫婦は旦那さんもすごい)
上に書いた、②と③と④が手放せない方なら
「バカにされた!」
「え、そんなの嫌だ…」
「大切にされてない」
と捉えてもおかしくない。
この言葉は、
「僕はしたくはないけど、君がしたいなら君の願いを叶えたいという気持ちがある」
という旦那さんの気持ちが、言動に表れたもの。
受けとらない手はない。
この方も、何度も落ち込んで、いっときは、「もう全て諦めます」という選択をしたこともあった。
(でも、ずっと旦那さんで外に気持ちは向かない)
時間とともに、上の4つが、次のように変わっていったんだなぁと思う。
①「自分からアクションする。自分から誘う」
②「相手はしたいわけじゃないという事実を受け入れたうえで、自分のしたい気持ちは大事にして伝える」
③「すぐめげない。無理なときもあるけど、明るく応えるの大事」
④「性のコミュニケーションを自ら終了させない」
これは一体なんの修行かと思うときもあるんだけど
参考になる方がいたら嬉しいです。
したいと思う自分と、したくはないと思っている相手と、うまく付き合う術を見つけよう。
メッセージありがとうございました。
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