アトピーという言葉で、本当にふと、思い出したことがあった。
もうだいぶ昔になりますが、私、アトピーの男性とお付き合いしたことがありました。
いや、言い方が違うな。
アトピーの男性とお付き合いした、というより、
付き合うことになった人が、たまたま長く持病でアトピーを持ってる人だった
ということ。
肌とかの感じでなんとなくそれはわかっていたけど、
それは好きになるならないに、あまり関係なかった。
ただ、私は、アトピーの辛さがどういうものかっていうのを、具体的に知らなかった。
あるとき、彼の部屋で二人でベタベタして過ごした後、
彼の顔が、急に腫れだした。
いや、腫れだしたっていうのも、私にはあまりよくわからなくて、
彼がそう教えてくれて、
「ごめん、ちょっとしばらく、何もしゃべれないから」
と言われた。
「え？なに？なに？私はどうしてたらいいの？」と思った。
彼は腫れあがった顔に、薬を塗って、私から離れたところで、
しばらく、何も言わずに、
じっと、じっと、じっと
耐えているように見えた。
私、どうしたらいいかわからなかった。
「痛いの？」とか聞いたような気がする。
それを聞かれることさえ、煩わしいことだというのが空気で伝わってきた。
さっきまでの、甘い空気なんて、完全に吹っ飛んでしまったわけで、
なんかこう、その場に私がいることすら、彼の迷惑になっているような、そんな気がした。
なんにもできないんだ。
と思った。
彼のことだから、
彼の身体のことだから、
私、なんにもできない。
私、立ち入れない。
すごくすごく、無力な感じがした。
なにかしたくても、なにもしてあげられない。
男女でまた感じ方は違うのかもしれないけれど、
昨晩の記事のように、
アトピーで、自分の肌のことで悩む女性を、目の前にした男性は、きっとこんな
どうしてあげていいのかわからない
自分には何もできないんだ
なにかしてあげたくてもなにもしてあげられない
そんな無力感を感じるんじゃないだろうか。
二人の距離が近づく、身体の関係でなら、なおさら。
この無力感ってやつは、
男性にとっては、
結構、痛烈なダメージを受けるやつ。
（推測だけど）
で、ここで、
どうしてあげていいのかわからない
自分には何もできないんだ
なにかしてあげたくてもなにもしてあげられない
それが悲しい
自分が無力感を感じるのが辛い
なんていう素直な言葉を、目の前の女性に言えればいい。
でも、そんな成熟した男性って、そんなにいないと思ったほうがいい。
それは男性にとって結構難しいこと。
本当の気持ちはそうなんだけど、それすら感知できずに、
イライラし始めたりする。
何より目の前で、好きな女性が、
自分がこんな肌だから…と、自分を責めている様子は辛い。
昨晩の記事で、元旦那さまが、
「そんな肌なら、風俗に行って肌のきれいな子としたほうがいい」
と言ったと書かれていたけど、
こんな背景で、出てしまった言葉なのかもしれない、と思う。
だからね、
自分の伝えたいことを、伝えてほしいな。
うんうん、それを言っていいと思うよ。
なんていう素直な言葉を、目の前の女性に言えればいい。
でも、そんな成熟した男性って、そんなにいないと思ったほうがいい。
それは男性にとって結構難しいこと。
本当の気持ちはそうなんだけど、それすら感知できずに、
イライラし始めたりする。
何より目の前で、好きな女性が、
自分がこんな肌だから…と、自分を責めている様子は辛い。
昨晩の記事で、元旦那さまが、
「そんな肌なら、風俗に行って肌のきれいな子としたほうがいい」
と言ったと書かれていたけど、
こんな背景で、出てしまった言葉なのかもしれない、と思う。
だからね、
自分の伝えたいことを、伝えてほしいな。
うんうん、それを言っていいと思うよ。
難しく感じるかもしれないけど。
お互いに、言えなかったことが、たくさんあるのかもしれない。
我慢をやめてみてね。
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