違和感の正体は。言い返せない私。

素直で魅力あるあなたへ

パートナーシップと性のカウンセラー

小野美世です。

久しぶりに自分でカフェラテを作りました。

フォームミルクの量が多すぎて、フワフワの白いものがたくさんできたのはいいのですが、マグカップにのせきれなかった…。写真撮ればよかった（笑）

何事も適量が大事ですね(^◇^;)

さて、今日は１９時より「美世に質問day」の受付を始めます。

そして、昨日の記事「婚外恋愛・不倫をして苦しくなりやすい方」のその２は、明日更新しますね。

今日は、このブログの中でよく読まれた記事のひとつである、こちらを。

パートナーとの関係の中でも

私は何が言いたかったんだろう？

私は何に違和感を感じたんだろう？

なんでこんなにモヤモヤするんだろう？

と思うことがあると思います。

そんなときに、私がしている作業について書いたものです。

自分とのパートナーシップを作るにあたり、これがとても大事だと思う。

今でも地味に続けていますよ^ ^

（2016年4月28日の記事の再更新です）

小さいころから、「言い返す」のが苦手でした。

人にからかわれたとき。

同い年くらいの子にからかわれたとき。

大人の言葉に傷ついたとき。

笑われたとき。

嫌な対応をされたとき。

自分の中では、絶対に

何かの感情が渦巻いているし

それは、そこに「ある」のに

うまく言えない。

口から出てこない。

言葉にならない。

何て言っていいのかわからない。

だから。

本当は泣きたいのに、

顔は、笑ってしまう。

からかわれているのに、嫌な思いをしているのに

笑ってしまう。

そして、今にも出てきそうな涙を我慢する。

泣きそうなのが、わからないようにする。

そんなことをよくしていました。

からかわれることは、避けたかった。

笑われることも、避けたかった。

うまく言い返せないから。

何も、言葉が出てこないから。

そして、そんなことをずっと繰り返しているうちに、

何て言っていいのかわからず、口から出られなかった、私の言葉たちは、

出るに出られず、ずっとずっとお腹の底に落ちていき、

そこで、ひたすらに、溜まっていきました。

冗談ぽく、切り返す、とか。

嫌味のひとつでもいって、流す、とか。

そんなこともできず、

人の言葉に傷ついて、

自分の口からは何も出てこなくて、

お腹の中に溜まる、黒い言葉は増える一方。

そのうち、からかわれたり、嫌なことをされたり、するとすぐに、

「もう、この人死んでしまえばいいのに」

「もう、この人だいっきらい」

「からかう人は大っ嫌い」

「あー、こいつもキライ」

と、すぐに極端な結論が出るようになりました。

で、嫌なことを言われたその場で、すぐに言い返せず、

お腹の中で、そんな極端な結論を出している自分に、また嫌気がさす。

ときには、その極端な言葉のほうが、口から出てしまって、

「冗談通じないね」

「そこまで言わなくても」

「何真剣になってんの」

って、言われたり、言われているように感じたり。

そして、また余計に、言い返すことが、言葉を返すことができなくなる…。

悪意のある（？）やりとりを、ポンポンできる人たちが、本当にうらやましい。

私なら、言われて、「この人死んでしまえ」と思っちゃう言葉でも、

そういう人たちは、「愛あるからかい」と捉えられるらしい。

相手を傷つけている、とは思わないらしい。

それが、信じられないくらい、羨ましい。

そして、長年、溜まりに溜まりまくった、私のお腹の中にある「黒い言葉たち」が向かう先は、

自分の子供　だったり、

夫　だったり、

自分が「出しやすい」相手に、全部まとめて出していたりする。

表に出せなかったものをまとめて、子供にぶつけていたりする。（書いてて、涙が出てくる）

こういう構造になってるんだな、と、前に気づいたとき、子供に出していた暴言の大半は、いったい誰に言いたかったことだったんだろう？と、なんだか途方にくれました。

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そういう「言い返せない私コンプレックス」がある私が、最近していること。

自分の中の、違和感を、ちゃんとキャッチしてあげること。

なんか、「あれ？」と思うことを、誰かに言われた。

言われなくても、何かを見て、思った。

だいたいの場合、「その場」では、何も言い返せないので、

そのままおとなしく、持ち帰ります（笑）

「死んじゃえ」「きらい」が気持ちの上で出てきても、それは仕方ない。

それは、ひとりで言ったり、思ったりする。

大事なのは、その下にあるもの。

で、しばらくほっておく。

そうすると、時間がたってからでも、

あぁ、本当はこう言いたかったのに。

あの場で、こう言えたらよかったな。

そういうのが出てくる。

で、言えるときには、本人に言うこともある。

とてもじゃないけど、言えないときには、誰かに一部始終を聞いてもらう。

聞いてもらう誰かもいないときには、鍵付き日記アプリに書き出す。打ち出す。

とにかく、

「自分の口から、その、極端じゃない、本当の気持ちのほうを、出す」

出す、練習。

言う、練習。

聞いてもらう、練習。

口から出ていった言葉たちは、もう、私のお腹の中には戻らず、自由にどこかへ行く。

そうすれば、私は、そのことについてぐるぐる考えなくてよくなる。

この練習は、結構疲れる。

時には、自分の気持ちなのに、違和感はあるのに、なかなか言葉にならない。

何で、私は、捕まえられないでいるんだろう。

自分の気持ちなのに。

他でもない、私の気持ちなのに。

たまにげんなりします（笑）

日々、いろんな人の言葉に、

いろんな情報に、

影響力のある人の言葉に、

流されそうになり、自分の言葉がどこかへ行く。

その場に合わせた、言葉になり、

その場に合わせた、気持ちになる。

そういうときも、自分の気持ちを拾い上げ、言葉にする、そのことを「がんばる」のです（笑）

自分を生きる、には、これは不可欠だと思うから。