素直で魅力あるあなたへ
パートナーシップと性のカウンセラー
小野美世です。
今日は、昔の懐かしい記事を引っ張り出してきました。自分の感情とうまく付き合う方法のひとつです。
（2012年11月9日の記事を再更新しています）
「感情は感じ切ったら、癒されるんだよ」
そうよく聞くものの、「じゃあどうやって？？？」と頭に？マークが浮かんでいました。
心の奥底にある感情を、感じきりたい。
ずっとずっと溜めていたものを、出してあげたい。
不安や怖れを解消するために、「感情を、感じきる」
実はこの方法、カウンセラー養成コースでも学んだことでした。
ちょっとご紹介しますね。
ちなみにこれ、テキスト通りの手順で試した場合、５分と持たなかったです(^▽^;)
えーーーー、そんな短くで終わるの！？
というか、それ以上、できない。
もういいや…ってなります。（←納得する）
例えば。
今、もやもやしているとしましょう。
誰かに誤解された。
誰かに攻撃された。
自分を軽く扱われた。
また、自分のことを責めてしまった。
イライラしている。
そんなときに、まずすることは、
私が感じている感情を、一語で表すとしたら何だろう？ということです。
くやしい？
むなしい？
イライラする？
空っぽ？
キリキリする？
悲しい？
まずは、これ。
初めて私がやってみたときは、「イライラする」を感じようとした記憶があります。
まず、これを突きとめるのが難しいかもしれません。
もやもやしてるんだけど、私は何を感じてるからもやもやしてるのかな？根っこにある感情なに？って探っていくことになるからです。
そして、私の場合は、目をつぶって、心の中で
「イライラする、イライラする、あーー、イライラする！！…」
ってこれを繰り返します。
ただ、ひたすら。
旦那が、とか。
あの上司が、とか。
こういう状況で…とか。
あの人にあんなこと言われた…とか。
そういうものは、いれません。
やっていて気付いたんですね。
そういう、「イライラする」の周りに付属しているもの（＝人とか、状況とか）に気持ちを向け始めると、
「イライラしてる」っていう感情そのものに、目を向けられなくなるっていうこと。
気が散るんです。
気がそれるんです。
だから、今は。
私の中にある、「イライラする」のことだけ考えてあげる。
それに構ってあげる。
それに付き合ってあげる。
だって、ずっとそれをしてこなかったんです。
そうして「イライラするー、イライラするーー」とやっていると、たぶん、いつもほど、イライラの感覚は出てこないかもしれません。
それでも、いいです。
で、だんだん、「イライラ・・・イラ・・・も、もういいかな」ってなります。
「イライラする」だけに構おうとしたら、少しの時間で、終われるんです…ということは。
私たちが、普段振り回されているのは、その「イライラする」にくっついてる付属のものじゃないの？？？
と、思うんですね。 あくまで個人的にです。
いつもは、「感じさせられている」けど、これは、「自分から、感じにいく」方法。
なんとなく、自分が能動的に、自分の感情に関わっている気がして、私は好きです。
感じさせられるものに、振り回されて、言いたくもないことを言ってしまう。
でも、この方法をたま～にするようになってから、自分の感情を取り扱えることが増えてきました。
「あ、今、こう思ってて、暴走しようとしてる」って。
以上、やってみるとちょっと面白いかもしれない方法のご紹介でした^_^
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