靴下は破れた時が替え時。

とずっと思ってました。

ここまで使い倒したら十分でしょう。

靴下も天寿を全うしたと言えるのではと。


高校の同級生達の間で「ダーニング」が

流行っている時も

すごいなぁ、手先が器用って素晴らしい

と思うのみ。

仕事で忙しい私はとてもとても…と。


でも、友達からもらった厚手のタイツ。

これが暖かくてそしてかわいいのです。

質が良くて普通のタイツとは

ヘタレ方が違う。

しかし、そのタイツもさすがに

親指のところが擦れてきました。

そこで、ハッとダーニングを思い出しました。


ダーニングとは穴を正方形に見立て

縦糸をまず正方形に縫って

次に横糸を縦糸を交互に掬うようにして

縫う。

そうすると編んでいるようになるのです。

糸の色を変えるととてもオシャレな

刺繍のようになります。


でも、そんなセンスはないので

とりあえず同色の色で適当にチクチク。

ネットで検索すると

ダーニングではないですが

穴を塞ぐだけなら

適当にチクチクするばいい、と

書いてあります。

玉留めも要らないの。

そしたら本当に目立たなくなりました。

これ、アフターなのですが

ビフォーも写真を撮っておくのだった。


これでもう少し長く履けるようになりました。

お気に入りの上質のものは

こうやってお手入れして

長く使えると良いですね。

時間も気持ちに余裕があるこそできる

手仕事です。


私も数年前とは随分変化しました。