朝起きたらいいお天気
テレビをつけたら、どのチャンネルもクリケットばかり、、、。
散歩がてら外へ出てみると、いい天気だしくつろげそうな雰囲気。
朝は何が食べられるのかな~とうろうろするとヨーロッパ系の旅行者が沢山いた!
昨日はおどおどしてたけど、今日は慣れましたとシャッターを。
スープ等でとてもヘルシーなメニューが多いなと感じる中、このチャトニーの種類の豊富さに写真を撮っていると、インド人がやってきて、「トマトチャトニー、ココナッツチャトニー、コリアンダーチャトニー、タマリンド、アチャ、マンゴーチャトニー~~」と呪文の様に耳元で囁く。
「オーケーオーケー」と答え、全部お皿に盛り付けることにした。
これは??もちろんジャムです。コンフィチュールと申したほうがオシャレでしょうか??「インド人甘いのがすきなんですよ~」と微妙な英語で説明された。
たしかに、インド料理店に行くと驚くほど甘いあのデザートを思い出す。
気温が高いから甘いもの好きそうだよな~。
それ以外は、ラッサム(スープ)とワダ(あげ大豆パンみたいな)私の大好きなものと、オーブンでスパイスまみれになったトマトとじゃがいもをローストしたものをチョイス!
ホットケーキにスパイスが沢山詰って焼いてあるものとか、こんなものをチョイスし、沢山のチャトニーに大満足の私。ココナッツチャトニーは私が作るよりもはるかに美味しいものだった。さすが本場の料理。
そして雇ったデリー大学出身のガイド、ニキル氏に「ここはインド人に有名なホテルです~」と言われてつれられたのがこちら、Jaypeeホテル。散策したらちょうど結婚式が行われていて、見物した!
体にターメリックを塗られる新婦。面白いインドはカーストがあるから、結婚は大変なのかもしれないが、階級も同じクラスの結婚式の様。しつらえ等を見る限りではかなり優雅なのではないかと感じた。
そして、この後は、、、アーユルヴェーダを体験しに行って来た。
説明や診断があって一体何時間やっていただろうか?
アーユルヴェーダって多くの人がインド式エステと思っているようですが、古くからインドに伝わる伝統的な学問の事なんだそうです。
英語が少しわかるとなるととたんに英語で話し出す方々、専門用語は難しいのでちょっと困りました。(アーユルヴェーダの修行された方でこれを読んで変だと思われた方はご指摘下さい)
アーユルヴェーダにはトリ・ドーシャという3つの元素という考え方があるそうです。
ヴァータ=風と空のエネルギー
ピッタ=火と水のエネルギー
カパ=水と地のエネルギー
それぞれ体質によって分けられるようですが、この3つの要素が人によって違い、それが性格や体質の差として現れるそう。この体質を知って、均衡を図ることが健康につながって行くと考えているそうです。
私はこの後、オイルマッサージとシーロダーラをしてきたのですが、
これは毒素を排出しやすくするので疲れた心身を癒すのに効果的だそう。
とこんなことを説明されました。
ちなみにシロダーラと書かれることが多いですが、現地の方はシーロダーラとおっしゃっていたようです。「シーロ」は頭という意味で、「ダーラ」は流れとか流れるという意味だと。
これは不眠症なんかによく効くそうです。
第六チャクラ(眉間より少し上の方)を第三の目というそうですが、そこに人肌より少し暖かい感じのオイル(スパイスが入っている薬用オイル)を垂らされました、、、。聞いたら4リットル位あるみたいです。
施術してくれた彼女は、ケララ州出身できちんと勉強してきたプロだそうです。
フットバスと全身マッサージの後にほぐれた体を更にほぐしてもらうすごいものでした。
最初は頭がくすぐったいんです。変な感じがするんですが、数分後にはす~っと引いてゆく感じです。これってヨーガの時の瞑想状態に近いかもしれません。
ご機嫌でスッピンの私。このぼやかし加減、いかがです?ヨクワカラナイでしょうこの後はご飯ご飯!
適当なところでご飯食べることにしました。
ラッシーは塩味です!
スープはう~んいま一つ。日本のインスタントの方がずっと美味しい。
ガイドのニキル氏、チャイニーズ流行ってるんデスよと春巻きを指差しながら話す。不思議な春巻き。
このケバブやパコラはインド風味というかスパイスの味で美味。
程なく現れたカレー達。3人で食べられるわけないでしょう??といいたかったが、一緒に食べるガイドのニキル。
ダールカレーはなかなかすごい!油が見えてるけど、そんなにしつこくなくてこれは結構ヒット!
ほうれん草もチーズもやっぱり違う、、、食べやすいなあ。ほとんどニンニクが利いていないような感じで更に良い!
「インド結構カリフラワー多いんでね」とニキルのオーダーかこれは??
でも意外とはまる。箸休め感覚で食べられた。
もちろん登場のじゃがいも!
これは私も自宅で作るけど、クミンシードの引き出し方が上手ですね。そのタイミングって難しくって。
チキンカレーもさ~らさら。このくらいサラサラだと胃がもたれません。
このパラパラのビリヤニ風は、「ビリヤニか?」と聞くと「違う」の一点張り。「じゃあ、ナンなんだ?ニキルさんよ。」
英語を使って話しているのをまとめると、どうもピラフな感じ。「ようは、ピラフって事ね」というと「う~ん違う。」と。もう正直面倒くさくなって勝手に食べることにした。
インド人ウソ付かないではなくて、インド人いい加減という事なのだろう。この旅で初めて知った事でした。
そんなこんなでものすごくいい気分の私は、この日も大満足したのです!