先日、島根県の邑南郡(おうなんぐん)の3町
川本町 、邑南町 、美郷町 合同イベントにお邪魔してきました。
場所は神田
全国の人と知恵と食がつながる
東京都中央区日本橋本石町4-2-6
03-6666-5963
各町の町長さん以下広く町内の美味しいものを広めたいという皆様方がお越しになられていました。
それぞれの町長さん、町のご担当者様からご挨拶をいただいたところで、、、、
出てきたのがご当地日本酒
玉櫻
あまり飲めない私ですが、やはりご当地の味はご当地のもので、、、
早速乾杯となりました。
お隣のテーブルにお座りの方々は、
死神をお飲みになっていらっしゃいました。「シニガミ」って名前恐いんですけど。
談笑しながら早速、食材を頂くことに、、、
みずほキャビアの一口手毬仕立て(邑南町)
チョウザメの養殖は8年かけて行うそう。コストかかる。かつ、チョウザメさんはとてもデリケート。
オスとメスはお腹を開いて初めてわかる!!勿論、魚卵の多いチョウザメは美味しいとのこと。年間3000kgの生産高。旬は冬だそうです。30g9450円 おおっ、高価ですね!
塩えごまだれ・えごポンがけの季節野菜(川本町)
「えごま」はシソ科の植物で「α-リノレン酸」を60%含んでいます。島根医科大学にてエビデンスもとっているそう。
東では黒エゴマ、西では白エゴマがあり、地域によっても違うんですね。。。
ちなみにここでスパイスワンポイントアドバイス
植物学的に言うと、「しそ」は中国が原産の「エゴマ」の変種なんで~す。
スパイスなんですねエゴマも。
私は亜麻仁油を使用していますが、エゴマ油もいいですね!!エゴマ油は50℃以下で調理。よって生が良いわけです。
さつま芋のスープ(美郷町)
サツマイモのスープって食べる機会が多いです。
「最後に香るエスニック調のこの香りはナンだろう??」とテーブルがざわつき始め、、、それがスパイスだと分かると、皆さんの顔が心なしかこちらに向けられているような。
ただ、この味、普段自宅で簡単に口にする味ではないことは分かるのですが、
で、正解は「バイマックル」タイ料理に良く出てきますよね!グリーンカレーとか、、、まさかここで「バイマックル」が出てくるとは。
スパイスやはり奥深い、、、このまま瞑想してしまおうかと思った私でした。
米粉パン(邑南町)
これは出来上がったものが日本橋の島根県のアンテナショップで購入可能とのこと。低農薬コシヒカリでハーブが入っています。
チョウザメの和風エスカベッシュ(邑南町)
キャビアがチョウザメのお腹の中から出てくるのであれば、チョウザメ自体も食べてみたくなりますよね~。
生食がオススメだそう。カルパッチョとか、ちょっと湯引き程度のしゃぶしゃぶとか。。。
こちらは養殖だそうですが、元々は釜石が由来だそうです!
今回はお酢が利いていてさっぱりしつつ、でもしまった身にはパンチがありました。
邑南町産石見和牛のたたき 川本町産えごまソースと山ぶどうソースと共に(邑南町・川本町)
こちらは黒毛でメスのみを「石見和牛」とし、オスは「島根和牛」としているそうです。
「メスは美味しいんですよね」と解説を貰うと、女性としてはなんだか優越感を感じてしまうのです。(私は牛ではないけれど)この牛は、味と価格のバランスが最高に良いなと思います。
手前から時計回りに、、、
原木しいたけのフリット(美郷町)
白ネギと山くじらの味噌えごまだれ焼き(川本町)
石見ポークの香草パン粉焼き(邑南町)
何が起きたのかと言うと、3町合同の一皿!コラボレーションなのです!
おぉゥ
白ネギと山くじらの味噌えごまだれ焼き
甘くてみずみずしい白ねぎ。この品種は、「ホワイトスター」。一緒に焼かれている「山くじら」という名前はくじらと思う方、いらっしゃいますか??正解はイノシシ!こちらのは臭みが無く柔らかいのが特徴。
地元の学校給食ではチャーハンにも入っているのだそうです。
こちらのイノシシ、しとめたらすぐ血抜き。これが美味しさの秘密です。
石見ポークの香草パン粉焼き
石見ポークは脂身の美味しさ、、、豚も美味しいですよね!
石見はお肉がおいしい!!
原木しいたけのフリット
やっぱり原木栽培ですね。椎茸は、、、。肉厚。原木しいたけはかみごたえも抜群
三瓶そばの柚子窯入り 自然薯(じねんじょ)がけ(美郷町)
お食事として出てきたのはおそばでした。
柚子の香りがとっても良く、ふちにある柚子胡椒がまた押す、押す、、、、
自然薯もねば~っとしていて最高です。
こちらは、島根県町村会副会長・邑智郡町村会長の樋口様が太鼓を。
素晴らしい、、、自分の街を愛し、こうやってアピールできるツールがあることって。
この音が華やかな気分になりました。
島根県の皆様、素敵な機会を下さり、有難うございました!!