私は食べることに関して非常に強いこだわりがあります。
とりあえず何か食べる、ということはなく、かなり吟味して選ぶか、特に食べたいものがない時は食べない選択肢を選びます(基本的に一日一食、多くて二食)。
そして私の食事には必ず、ワインかビールが伴います。



 

このような生活になったのも、元々は「食べる事が好きだから、好きなものだけ、好きなだけ食べたい」ところから始まっています。
 
引退したのが、もうかれこれ4年前のこと。
最初の冬は食べて飲んで、と好き放題していたら体重が66kgに届き、顔も過去最高に丸くなってしまった。
選手時代に相当我慢を強いられた生活を長いこと送っていた反動で、目の前にあるもの全てを食べたかった、というのが本音です。

引退後は趣味でトライアスロンを始めるも、仕事が忙しくて運動する時間が取れず、必然的にお腹が空かなくなってくる。そして食べてもすぐにお腹がいっぱいになってしまうので、あまり量を食べなくなりました(燃費が良い)。

この前チームの選手とランチに行った時も、150gのランプ肉5切れのうち2切れしか食べられず、選手にあげたほど。
ですから食事は、良い食材を吟味して自分で美味しいものを作るか、外食する時もできるだけ良い店を選ぶようにしています。
(だから私は「食べ放題」や「バイキング」というシステムが好きではない。)

 そんなわけで、ここ2年くらいは殆ど太らず、体脂肪率10%辺りをずっと維持しています。



 

ワインについて。
イタリアワインでワインに目覚めたのが2012年。
トスカーナのワインを友人と夕食で飲んだ時、生まれて初めてワインが美味しく感じたのがきっかけ。
その土地の同じ品種のブドウで作られたワインを探しては飲みを繰り返すうちに、ワインというのは生産者で味が違うのだということがわかるようになりました。



 

贈り物を探す時には贈る相手の顔を思い浮かべるように、ワインを選ぶ時は誰と飲み、その人とどんな話をするかで選ぼうといつも決めている。
その場の空気に合ったワインで、素敵な空間づくりができる、と勝手に信じている。
"とりあえず飲む"ということは殆どなくて、常に料理や空間に合うものを考えながら選ぶ。
そんな日々が毎日勉強となっています。
 
食事は、私たち人間が生きていく上で絶対に欠かせないものの一つ。
料理をすることが大好きで、常に「自分の美味しい」を追求するのが好きなんです。
何年か前になりますが、料理本も出しているので読んでみてください。
 
私の周りには食のプロフェッショナル達が多く、そんな環境から刺激を得ているのもあります。
是非instagramもチェックしてみてください。


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