ここ数日で自分の人生にとても影響を与えたふたりが亡くなってしまいました。

 

宮城まり子さん

 

志村けんさん

 

宮城まり子さんの名前を知ったのは小学校4年生の時でした。

学校で、ねむの木学園の子どもさんの描かれた絵葉書3枚を販売したのです。

クラスに10部割り当てでしたが、私は運よく購入することができました。

その絵のすばらしかったこと!

感動しました。

 

当時、宮城まり子さんは、テレビ番組の世界昔話のお姉さんもされていました。

番組の中で、本人が直接コメントをするのです。

それもいつも欠かさずにみていました。

 

宮城まり子さんの取り組んできた福祉事業は普通の人では真似することができません。

すごいことです。

尊敬する人はと聞かれると、いつも“宮城まり子さん”と言っていました。

 

そのことがずっと根底にあり、

社会福祉の道を自然と選んでいきました。

 

私のまわりは一番ケ瀬康子教授はじめ宮城まり子さんと仲のよい方が多く、よくお話は伺っていました。

残念なながら私は直接お会いする機会はありませんでしたが、いまでも、これからも宮城まり子さんは目指す女性像です。

 

そして

志村けんさん。

 

志村けんさんは、小学1年生のときにドリフターズの『8時だよ全員集合』の収録をみに連れて行ってもらい、そこからのファンです。

当時は、大きなホール、そこで満員のお客様の中での舞台でした。

志村けんさんがまだメンバーになりたてのころです。

会場は笑いの渦

あのころは客席から前の方に出て行ってよかったのか、子供たち、座っていられず前に押し寄せてました。

志村さんの圧倒的なスター性に、違う星からきた人だと感じました。

 

自分の子供が生まれたら、ぜひ志村さんの舞台をみせたいと思い、念願かなって、息子と明治座の志村魂を観に行きました。

コントも面白いし、三味線も素晴らしいし。

昔とまた違った魅力をたくさん見せてくださいました。

 


大切なお二人が相次いで亡くなり喪失感。


心よりご冥福をお祈りいたします。

 

※愛用のタオルと扇子