中学2年生が同級生をナイフで刺したという事件がありました。

学校内にナイフって、信じられない感じですけど。

2年前、
中学生3年生だった息子も、同級生に背中をカッターナイフで切られケガしました。


今回は、すぐ警察に入って正解です。

うちは警察を入れず、後味悪く終わりました。


声を大にして言いたい!

学校で意図的にケガをさせられたら警察にいって


思い返せば‥‥
学校から連絡きたのは、
事件が起きてから、3時間後。
それも、電話では、先生は、友達とトラブルになって、と息子も悪かったかのような言い方。

学校にかけつけると、
病院にも連れていってもらえず、
保健室で、傷に直接、幅広いテープみたいなのをはられてか、寝かされてました。
可哀想、息子😭
恐ろしいよ、学校って。

話を聞けば、息子が階段を友達と話しながら上っていたところを背後からいきなり切りつけられたそうです。
3箇所。
(本当にカッターナイフ?どれだけ強く刺したんだか)
そのうちの1箇所が背骨に沿ってが深い傷となりました。


その日の朝、なんとなく虫の知らせのようなものがあり、いつもは着ない起毛の厚地の下着を着させました。
それが肌への傷を最小限に食い止めました。

加害者の子とは、なんのトラブルもなく、むしろ仲のよい方。
のんびりしているから、狙われたようです。

話し合い?終わってから、もう病院は時間外で、救急で、日赤、広尾、三田、済生会、事情を話して診療をしてもらえないか聞いてみても拒否されて。
中学生はみられないとわからない理由。
学校ですぐ前にある日赤にすぐ連れて行ってくれれば病院開いていたのに。

病院で診てもらえたのは翌日朝。
その整形外科の先生は、
「かなり深い。運良く神経まではいってないけれど。やはり、すぐ警察にいくべき。マスコミ知ったら大騒ぎだよ。」
と。
診断書は全治10日。
このような加害者いる場合は、健康保険きかないと言われて‥‥。
知らなかった。

でも、その後、裂けた傷口がくっつかず開いたままとなり、2つの病院にかかりました。

高校になっても通院し、
背中には、ケロイドのような傷も残ってしまいました。

加害者のご両親からは、切られた直後に謝罪と5万円いただきました。が、
治療は自費だよー。
足りるわけない。

通院は続いていても、相手の子はもう忘れてしまったかのように知らないフリ、親御さんもそれ以降、卒業式などでも、いかがですか?の一言もありませんでした。
あのとき、ボロボロに切られて、血まみれワイシャツと下着をみたでしょうに。
そんなもんなんですかね。


医師からは、
「これだけのケガをして、被害者と加害者とがずっと同じ教室にいるのは、よくないから、学校に話しなさい。
また加害者の子は治療が必要。」
と言われたので、学校長に伝えましたが、
「大袈裟な医者だ」
と、笑ってました。
(→息子が怖がっていると言っても、同じ教室にいるように強制。卒業式まで、息子のほうが学校をずっと休まざるえませんでした)

さらに、学校長は、
「こんなケガくらいで。
私はもっとひどいケガをした子をみてきた。」
と、バカなことを言ってました。
だから、ケンカじゃなく、何もしてないのに切りつけられてるんだって。

公立中学の校長なんて、こんなもんです。

それに加えて、担任からかかってきた電話は、
「加害者がいるケガでは、学校でかけている保険はおりませんので、直接相手に請求してください。」
と。
ケンカでもなくて、学校で大ケガさせられて、保険おりないんですか?
相手に請求って、私がですか?

学校は責任なしで、当事者同士でと丸投げです。

加害者の子のことを思って、警察を入れない判断をしましたが、
その判断は、果たして正しかったのか。

結果的には、警察に入ってもらったほうがよかったです。


一番の問題かなと思ったのは、加害者の子が学校がナイフをいつも持っていたのを学校側は知っていて、注意をしなかった点です。事件後も。

それはおかしいのでは?と聞いたら、
先生は、
「ナイフを持ってくるなとかは、個人的なことなので、そういうことは言えない」
と言ってました。

はぁ?、先生、頭。大丈夫ですか?

勉強は教えなくてもいいですが、命が危険なのは困ります。
注意するだろう、普通。

今回の事件も、加害者の子は、刃物をいつも学校に持っていたはずです。
それは学校も知っていたかと。

学校で、こんな事件は、皆さん言わない(子供が人質だから言えない)だけで、よく起きていることだと思います。

イジメや体罰も、それで子供に何かあったら、本来、傷害事件です。
学校の中で起こったからといって、変わりません。

もし、学校で、なにか起こったら、自分の子供のことだけを考えて、教育委員会ではなく、警察に通報しましょう。

うちの時も港区教育委員会には学校が報告したと言ってましたが、都合のいいように話したはず。

教育委員会は学校の味方。
教育委員会も学校も信じてはいけません。


事件直後は、息子は、傷もそうですが、精神的ダメージが強く、手が痺れ、寒気が止まらず、夜はうなされ、大変でした。

ただ、いい医師との出会いがあって。
「君は強運だ。あと傷が1ミリ深かったら、神経が切断されていた。神さまが守ってくれたんだよ。だからこれからの人生も上手くいくよ」
と、息子に言葉をかけてくださり。
そこから気持ちを切り替えられて、なんとか高校入試となりました。

事件が、3年生2学期期末テストの直前で、内申書にとってもっとも大切なときだったのに、期末テストをきちんと受けられず残念。内申点はなんの考慮もしてもらえず、なくなりました。当然のことながら、入れると言われていた内申書重視の都立は✖️。
学校の責任で起こった事件なんだから、テスト、後から受けさせてくれたってよかったのに。

加害者の子は、優秀でしっかりしたご家庭、普通に期末テストを受けて、高校もいいところにいかれました。

もう、息子のことなんて、忘れちゃってると思いますけど。


また、同じような思いをする方のないように、これを書かせていただきました。

・学校は危険なところ
・加害者いると学校の保険はおりない
・加害者いると健康保険はつかえない
・学校は何の責任もとらない
・加害者は何の罰も受けず怒られもしない
・学校は被害者よりも加害者を守る
・事件は起こった時より、そのあとが大変


今回、この事件に遭われた子の親御さんのお辛いお気持ちがすごくわかります。
早くご回復されるようにお祈りしています。