栃木県での大田原高校のたいへん大きな事故に心が痛みます。

ちょうど同じ年代の子供がいることもあり、親御さんの気持ちを考えると言葉がありません。

教員が会見していましたが、人の命を預かっている責任感のなさ、自然に対しても無知、訴訟のことなどを組織全体を配慮して自分の落ち度を謝らず反省というあいまいな言葉で濁す態度に憤りを感じました。

高校の全体集会では、事故があったけれども、みなさんは普通に生活をしてくださいというお話があったそうです。

友達が亡くなり、普通にしていてくださいというのが教育なのでしょうか。

その子の死を悼み、みんなでそのつらさを共有し、自分にできることを考えていくというのが、普通でしょう。

会見では「絶対安全」という言葉を使われていましたが、すべてのことに絶対なんてありません。

まして自然に対しては、絶対大丈夫などというのは人間のおごりです。

韓国のセウォル号事件と重なりますが、それ以上に陸上でのことでしたし、先生方の判断さえ間違えなければ助かった命。明らかに人災です。

大川小学校のときもそうでしたが、先生のいうことを聞いたいい子供達が亡くなるのは納得がいきません。

先生にはもっと勉強していただきたいし、人の命を預かっている自覚を持っていただきたいです。

無知は悪です。

無知ゆえに死ななくてもいい子供達がたくさん死んでしまったのですから。

人に指導する先生が無知ってどういうこと?

 

残されたご家族はこれを境に人生が大きく変わってしまうでしょう。

運命だからというのにはあまりに悲しすぎます。

 

亡くなった方々のご冥福を心よりお祈りいたします。