『絶対音感』私が憧れる言葉です。


私のまわり、ご本人、または子供さんが絶対音感の持ち主が多いですが、私にとって絶対音感のある人は神ってる!わけで。
大尊敬です。


私も子供の頃、ピアノをやってはいましたが、絶対音感はつきませんでした。相対音感のみというかそれも怪しい。相対音感と絶対音感では全く違います。
もともと院生のとき一緒だった絶対音感のある親友が、やったこともない中国語をたった1年でネイティブのようにマスターし、中国で博士をとったのをみて感心して、どうしてそんなに簡単に中国語できるの?!と聞いたら、音楽のように覚えるから簡単と言っていて衝撃を受けました(その後彼女は日本人たった一人中国政府に入り翻訳局勤務、現在は日本で大学教授)。...
それで、自分に子供ができたら絶対音感だと思ったのです。

 

息子は一音会のメソッドで絶対音感をつけました。はじめてこの教室を訪れたときの衝撃は今でも忘れません。幼稚園生、小学生たちが、先生の弾くピアノをどんどん楽譜おこしていき、2度聞けば、すべて楽譜におこせるのですから。拍子をあらかめ聞いて、1回目に1拍目の音をまず書き、2回目にそれ以外の音を書き入れていく方法です。聴音も、単音はもちろん、3つでも4つでも5つでも和音もちゃんと聴き取ります。
一音会では、第1段階、和音を色で覚えます。ドミソは赤旗、ドファラは黄旗、シレソは青旗といったように色と和音を対応させそれを14種類覚えます。それが完成すると第2段階、1つ1つの旗の和音を単音に分解して赤はド・ミ・ソと覚えます。そのあと第3段階、一度に音を弾いてすべての音が言えるようになるという方法です。

 

その後、音教に入室して。みんな当たり前に絶対音感がありますから、先生の弾く音なんか簡単に言えますし、楽譜も簡単に書けます。どんな種類の音も、音階に置き換えられます。授業参観していると、子供たちが超能力者にみえてきます。

絶対音感があるとマイナスなことが多いように言われたりしますが、息子はそういうこともないそうで。むしろ、中学に入って、学校のギター部に入り、音合わせをすぐにできて先輩たちに驚かれて、それに驚いたと言っていました。音教で普通なことでも、音教の外の世界ではビックリされて。なにをしても目立たない子が少しだけ優越感を得られた経験でした。
最近は、作曲が好きなので、楽器を弾くことなく、PCの画面上だけで楽譜が書けるのがいいそうです。

 

絶対音感を持たれている方は、それをもたらす努力をされた親御さんがいるはずですよw

 

絶対音感、6歳半までだそうですが、旗を毎日10分やれそうな人は、ぜひおすすめです。

 

肝心の語学の成果はこれからです^_^;