『書画の娯しみ』(可成屋)という雑誌の8・9月号にて、夫(伊藤昌)が「世界遺産を描く」(日本編)と題した巻頭特別企画をしています。

墨の世界は、心が落ち着き、いいですよね。

絵の力というのは、不思議で、音楽とはまた違った魅力があります。

音楽同様に、自分の中の気を整えるのに、とてもいいのです。

好きな絵の前に立つと、全く違う世界へと連れて行かれ、呼吸の仕方がかわります。

深く息をすることができるというか。

自分が浅くしか息をしていなかったと気づき、リセット。

絵を見て呼吸が変わるのは面白いけれど。

呼吸が整うとすべてのことを冷静に進めていくことができます。

絵が昔からなくならない訳。

成功者が絵を収集するのも、こんな秘儀を知ってのことでしょう。

絵と触れ合う時間を日常に持つと、時間の進み方も変わってきます。

絵の力を日々感じつつ。


『書画の娯しみ』(可成屋)

定期購読の雑誌ですが、書や水墨画にご興味のある方はどうぞご覧になってください。

http://www.mokujisha.co.jp/contact/