子供の学校で、体罰事件みたいなものがありました。
こんなところで書いていいのかどうかわかりませんが、私の中でモヤモヤ感があり。
率直な気持ちを書いてみたいと思います。
簡単に書くと、先生によって生徒がケガをさせられました。
生徒は、額が切れて流血。
壊れたのは眼鏡です。
そういうことが起こった理由は、注意されているときの態度が悪かったからで、無抵抗にもかかわらず、一人の先生がバックドロップ、さらにもう一人の先生が、すでに流血している生徒の肩のところを壁にたたきつけるのを副校長先生がやめろといってもやめず、校長先生がきてやっと止まったそうです。あくまでも子供たち談。
保護者会では校長先生が丁寧に経緯を説明、謝罪でしたが、私は聞いていた内容とは違っていたので、?と思いました。ちょっと手が触れて・・・とかで、ずっと軽かった。でもそんなで、そのまま病院に行く流血はしないでしょ。
〝なにかご質問があれば"と校長先生がおっしゃってもだれも手を挙げません。
内申とかあるし、やたらなことは言えませんから。
でも、私、しーんとする中、手を挙げました。
「先生が悪い、生徒が悪いではなくて、私は事実を知りたいです。一応、他の子供たちもその現場をみていて、衝撃を受けてますから。校長先生はその場にはいらっしゃらなかったのでしょう。聞いた話ではなくて、直接かかわった先生たちがここにいらっしゃるのですから、その先生からどういう経緯だったのかをきちんとお話いただけませんか」と発言。
でも、校長先生は、当事者の生徒にもちゃんと謝りました、先生たちも反省しているので、指導できなかった自分の責任ですということを繰り返しでした。
私はそんなことを言っているんじゃなくて、それで教育者はいいのかってことなのです。
社会では自分のやったことはちゃんと自分で責任をとるでしょう。
それなのに、学校っていう場所だけは、違っています。
子供には自分の口でちゃんと言いなさいというくせに、先生は自分が何か起こしても、なにもしゃべらないっていうのはどうなのでしょうか。
少なくても、そのことでみんなが保護者会でこんな話を聞かされている自体、迷惑をかけてすみませんくらいは、問題を起こした先生の口から一言あってもいいのではないかと思いました。
だって目の前にいるのですから。
保護者会の前に、教室で子供の担任の先生は、みんなに迷惑をかけてすまなかったと謝ったそうですが、子供たち、「どうして、校長先生と関係ない担任の先生が謝るの?やった先生たちは何も言わないのはなんで?そういうのはおかしくない?」と疑問に思ったそうで。
それはそう思うよね。子供が正しい。
それが大人の社会のしくみなのかもしれませんが、ここは学校であって、先生と生徒の間だからこそ、そういうのは違うと感じるのです。
そしてその保護者会は、違うお母様が、「そもそももっとこのことが起こった根本の問題があって・・・」と、要約すれば生徒側に原因があって、それを先生が体をはって止めてくれた、先生に感謝ということで、話が終わりましたー。
それとこれとは、話が別だ。
結局、そんなで終わりました。
日本では、子供の自殺やいじめ、大きな出来事がおこっても、どこの学校でも校長先生のみ話して、担任の先生は絶対にしゃべらない。そういつの間にか決まっているようです。教育委員会も同じ。
でも、子供がたいへんなことが起こったら、まずその直接かかわった先生とそして校長先生が話すのが筋だし、プロでやっているのならとそれは義務です。
日々いろいろなトラブルは、人が動けば起こるものです。それはわざとでなくても、起こってしまうときは起こってしまうのです。でも大切なのは、そのあと。どれだけ誠実に相手と話をしていくかでしょう。子供はみんなよーくみています。
先生が先生でなくなっている。
教育者は、やはり聖職者であり、子供の手本となってほしいです。