日本女子大の図書館から私の本を所蔵しましたとの手紙が届く。それはどうも、どうも。卒業生で、昨年、本を出した人たちの立派なリストが添えられていた。橋田寿賀子、平岩弓枝、あまんきみこ・・と、そうそうたるメンバー。そんなとなりに入れてもらっちゃっていいんでしょうかという感じで、申し訳ないようだ。研究書も含めているがそれほど点数はなく、本を書く仕事に携わっている人は少ないらしい。


また思い出したが、私は大学時代、「ポン女隊」という5人組でデビューしたことがある。バブリーなときだったので、とっても女子大生はちやほやされた。そのちらしが新宿駅に置いてあったらしく、大学では大問題になった。ポン女のポンは、ばかでもポンでも入れるポンで、そんな名前をつけて活動しているなんてとんでもないということだったらしい。退学か~~~と諦めたが、そのままなんとなく、うやむやで卒業してしまった。卒業生っていっていいのかしら・・・。


そんなちょっと問題児の私をいつも助けてくれたのは、社会福祉研究の第一人者である一番ケ瀬康子教授だ。私のやることを、いつも「あなたって面白いわね~。若いころの私と似ているわ。どんどんやりなさい!」と応援してくれた。スウェーデンにいきないと導いてくれたのも先生だし、この仕事をするようにいったのも先生。モンゴルの大草原を、70歳を過ぎているのに、馬を自在に乗り回す先生をみて、参りましたと思った。