感動と涙が止まらない!。その1 | 大阪 メンタルサイエンス気功 気功師養成講座 宮沢気豊

大阪 メンタルサイエンス気功 気功師養成講座 宮沢気豊

気の伝道師宮沢気豊(みやざわきほう)のブログです。
メンタルサイエンス気功協会 会長
1日で気功師になれる気功師養成講座を主催しています。

癌そして余命宣告という人生において、最悪かもしれない運命を懸命に学びと気付きを得ながら生きた強き母のお話です。
余命宣告3ヶ月のあと自分一人で悩み苦しみ、私を訪ねてくださったのが2ヶ月経った時でした。
「せめて心だけでも元気に…」との思いで私の気功師養成講座を受けて下さいました。
以下Oさんと私の手紙による会話です。
悩める方、もっと勇気の欲しい方、苦しんでいる方、尚勇気ある人生を!!とお考えのあなたに贈る実話のメッセージです。

Oさんより気豊へ

先日はお世話になりました。不思議な世界を体験させて戴き感謝です。
おかげ様で「死」というものについて考えさせられ、その恐怖は不思議となくなり、心おだやかになりました。が、死の恐怖がなくなると、余命いかに生きるべきか今度は生きる事への不安が私を悩ませて居ります。

先生の講座の中でおっしゃった「ねばならぬ・べき・は無い」という言葉をつきつめると、子ども達のためにも私が何が有っても「死んではならぬ、生きねばならぬ」も無いのだと考えると涙があふれましたが、そう受け入れて今を生きるしかないのでしょうか?ただ私の願望としては先生がおっしゃったように、子ども達の太陽として今までの間違いを改め再び命を得て生きたい!!とは思います。

癌には、これはいけない、こうするがよいという食べ物をはじめ色々な事に関する情報やアドバイスもたくさんありすぎて相反する説には私自身どうすればよいか迷うばかりです。これも体に問うのがいいのでしょうか?

宇宙など人知の及ばぬところにのみ絶対があり、人の世に絶対はないと常々思って居ります。人間なら間違いを起こすこともあります。誰々がこう言ったからそれが正しいとまるまる受け入れることも自分がこれだと信じて他に耳を貸さないのも間違いにつながる事なのでしょうか?

「心静かに天の声を聞け」でしょうか?力のない私には天の声を聞こえませんが、お返事は不要です。気豊先生のお声が聞きたくなったらお電話します。その時アドバイスください。

Oより


Oさんへ

メール拝見致しました。お返事不要のメールでしたが、今の貴女にどうしても伝えたい事があり勝手ながらお手紙させていただきました。

今死んではならぬ、生きねばならぬ、も無いのだと御理解のようですが、「そう受け入れて今を生きるべきなのでしょう」のべきも有りません。
禅問答のようなセリフはあまり好きではないので、平ったく云いますと「ねばならぬは無い」は人間の理念がつくり出したものに限りです。
自然に対して、ねばならぬと云ってみても「ねばならぬは無い」と云ってみても通用しません。自然(みずからしかりあるもの)は人がどう考えようと自然の摂理にしたがいます。
即ち、貴女が生きると云う事は自然の摂理です。
人間のつくった理念や法律や生きて行く上の手段等に対して”べき”を取り払うともっと自由にもっと自然に気軽く生きられれるのでしょう…が、私の伝えたかった事なのですが、説明不足と伝え方が間違っていて申し訳有りませんでした。

子ども達の太陽として凛として生きようとしている貴女は立派です。
命と健康は今生きている私たちにとっては一番大切なものです。
その命と健康を守る為には諸々の事において「ねばならぬは無い」のです。
私はいつも考えます。もし私が貴女だったらと。
あたなのような心清らかな強い母としての女性(ひと)が救われぬ訳がありません。私もわずかな知識と知恵を総動員して起死回生の一発逆転はないものかと一生懸命考えています。

西洋医学も東洋医学も確たる療法をさがし求め、命がけで癌と向き合ってはいますが、全ての療法(代替医療を含む)に共通する事は医学理論、療法(精神論も含む)がその効果を見せるのは基本に生命能力と心の強さがある場合です。
治癒という現象は自然の摂理に従うものであり医学も科学もあらゆる療法はその自然の摂理である自然治癒能力を助けるものに他ありません。そして、貴女の自然治癒能力(体内名医)をアップするには、頭で考える事をやめて自我を捨て(むずかしいですが)体内名医を信じ、自然に治癒してゆく体と心を信じることです。その事がどんな療法より医学的効力よりも強いと信じてください。
そして、自分と同じ病気で治癒した方を見つけることです。
それには私も協力できると思います。そういう方との出会いで貴女はもっと強くなれるはずです。
頭で考える事をやめ、自我をすて(今貴女は子どもの太陽になる事だけ意識すれば自我は消滅するはずです)体内名医を信じ、ありとあらゆる療法をやってみる事です。

貴女のクリーンな心と体に問いかけながら選んだ療法は決して間違う訳がありません。治癒への道は決して楽なものではないでしょうが、我子の為に命がけで治癒を目ざして下さい。貴女はそれができる方です。信じてます。
情報過多や相反する理論に迷わされる事なく自然治癒という自然の力を自己のものとし、治癒への道を一緒にさがしましょう。
奇跡は毎日あなたの体の中で何百万回とくり返されています。そして、もっと大きな起死回生の奇跡が貴方を待っているはずです。
「死んでたまるか」「生きてみせる」と強く意識して下さい。
意識は物理化します。
とりあえず今日はこれにて筆を置きます。
一人で苦しまないで、悩まないで、貴方は私たちみんなにつながっています。

気豊