今朝9時から、委員長職権で厚生労働委員会が開催されましたが、全野党は総理大臣入りで審議することの正当性がないと判断し、審議を拒否しました。
私は今まで、厚生労働委員会での他の野党の日程闘争を中心とした抵抗を覚めた目で見ていました。しかし、今回の改正案の内容がお粗末であり、審議の進め方についても与党側に大儀がないので、初めて委員長席に詰め寄りました。
結局、強引に委員会は開催され、野党の全議員が退席しました。その後、与党だけで審議されたようです。
審議が遅れた発端は与党側の「政治とカネ」問題にあります。さらに、法案が未成熟で、審議が不十分な上に、参考人質疑を無視してでも審議を進め、強引に採決しようという姿勢は、傲慢と言われても仕方ありません。
そして、なんと、少し前から安倍総理が座り、質問する議員もなく、委員会は空転しています。二時間、ただ座っているつもりのようです。
この際、「政治とカネ 解散」も悪くないかもしれません。今度こそ、はっきりさせましょう！