ニューハーフのアルバイト ~私の20歳ごろの写真です | 宮崎留美子のソロ活動

宮崎留美子のソロ活動

最近「ひとりで活動する(ソロ活)」ということがちょっとしたブームになっています。
以前だったら「ぼっち」なんていわれていたのですけれどね。ただ、私はずっと以
前から、ひとりで行うことが好きでした。その私のソロ活を紹介します。参考にして
ください。

 部屋を整理していたら、ずーーっと前、私が大学生のころ、札幌にいたとき、ゲイバー(今でいうニューハーフバー)でアルバイトを始めたときの写真がでてきました。
 現在のスキャナーの性能が上がったことと、ソフト的に、長年の写真劣化の褪色補正だとか、デジタルノイズの除去だとかを施すことを行って、また、取り込みサイズも大きくしたことで、古ぼけた写真がよみがえった写真になりました。ちなみに、原版の方はもっと色あせしています。レタッチソフトの褪色補正の威力はすごいですね。

 この写真は、札幌のゲイバー(今はゲイバーは別の意味になる、ニューハーフバーと言うべきか)にアルバイトしだした初期のころのものだと思います。大学1年の終わり頃か2年生になったころでしょうか。
 これを見ると、今よりも脚が細かったのだなあと思いました。ちなみに、このミニスカートは、高校のときに女装しはじめた頃にゲットしたもので、昔のミニスカート全盛期のころのものなんですよ。(歳がわかっちゃいますね)
 ゲイバーのお店のなかでは、私はダントツに若かったです。どうしても若いニューハーフは東京に出て行きますから、当時、札幌のお店にいるニューハーフは、けっこうなお歳でした。なので、若いというだけで、お客さんからはモテました。そして、大学生というのがめずらしかったみたいです(今は大卒のにニューハーフなんて捨てるほどいるのでしょうが、当時は希少価値がありました)。お店のママさんも、商売を心得ていて、私なんかは全然ニューハーフとしての会話術もできなかったのですが、インテリっぽいお客さんに私をつけてくれていました。道庁の役人さんだとか、大学の先生だとか、銀行マン、社長さんや会社役員の人などなど、私に横につくように命じていました。
 男の人は、自分の仕事のことを自慢ぽく言いたがるものです。銀行マンだったら金融のことを話したり、大学の先生だったら、自分の専門のことを話したり。私は、一応、大学生ですから、専門的なことはわからなくても、だいたいの概要ぐらいはうなずくことはできました。内容がよくわからなくても、その方の説明を理解することぐらいはできました。もちろん聞き役になるのですが、ちょっとは質問したりします。そういったお客さんはここぞとばかりに説明してくれて、ニューハーフとしての会話術ができなかった私でも、このようなお客さんにはうまくマッチしたようだったのです。
 おかげで、お店がひけてからのアフター(12時をまわっていましたが)に、私を連れて行ってくれることもあったのです。ときには、ママが、今日はいいからあのお客さんに連れて行ってもらいなさいなどと、早めに店を出させてもらうこともありました。お客さんをお店に引き寄せる手段として、私というホステスを使うのかもしれません。
 ちょっとお金をもっていそうな男性だと、回転寿司ではないお寿司屋さんだとか(当時は回転寿司はなかった)、高級そうなバーなどに連れて行ってもらったこともありました。大学生の身分では行けそうもないお店にご一緒したものです。当時は、石油ショックのあとの不況が回復して、景気も、バブル時代へと向かう途中にあったため、バブルのような黄金時代ではなかったとしても、今とはちがう華やかさがあったようです。
※ 1枚目の写真は、そのころ(初期のころです)のもので、まだ、化粧は下手ですよね。今の私からみると、なんだか、田舎からポッとでてきたお姉ちゃんという感じがしませんか。

 そのうちに、お店のママさんが、「このドレスを着なさい」と渡してくれたものが、2枚目の写真です。純白のドレスでちっょとゴージャスでしょ。
 ニューハーフのお店でのホステスですから、普段着っぽいものより、ゴージャスなほうがいいんでしょうね。それに、ミニスカートも下火になっていたこともあって、こんな服を着てホステスをするようになりました。こんなドレスを着て、お客さんの横に侍って、水割りをつくったり会話の相手になっていました。

 ニューハーフのお店ばかりではつまらないので(だって、お客はニューハーフだと思うわけですから)、普通のバーで、女性の従業員と一緒にカウンターレディとしてアルバイトすることもありました。

 あるとき、ここの従業員の女性に誘われて、その方の家に行くことがありました。そこで、その女性が、私の手をとって、自分のアソコに導いていくんです。このとき、私は初めて、女性のアソコを触るという体験をしたのですが、それで終わり。それ以上は私にはできなかったのです。
 一緒のふとんで朝まで眠りましたが、言葉の通り、眠っただけでなんにもありませんでした。その女性がどう思ったのかはわかりません。

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