2024年7月4日

 

 今日は朝から養生を行い、下地作業を行いました。室内のしかもできたばかりの国際空港ということもあり、より念入りに汚さないようにカバーをしてきました。実際に描く壁画のサイズを実測していくと、思っていたよりだいぶ大きく、この2つの壁画を約3週間で仕上げるのはそれなりにハードだなと思いました。今回は前半にスタッフが多いので、最初にどれだけ進めておけるかが鍵になってきます。今日は朝7時半ら夕方の作業できるギリギリの時間までガッチリと作業しました。

 

 

 晋太郎さんは前回準備だけでほとんど壁画制作ができていないので、今回がっちり壁画をかけることが嬉しいらしく、終始ご機嫌です。実際休みなくフル稼働でとても助けられています。

 

 

 ジンくんは昨年のケニアからさらに身長が伸びており、プロジェクトの中で一番の長身になっていました。16歳とは思えない落ちつきぶりで、大人と同じ作業を淡々とこなしてくれています。

 

 

 ミヌクは今回ドライバーとして役割をきっちりこなしてくれています。ミヌクは大型から作業車までなんでも運転ができてしまう、運転のスペシャリストです。今回レンタルしている車は相当年代ものですが、上手にコントロールしてくれています。

 

 

 僕らの宿であるApo HouseはApoさんという方が運営しているゲストハウスですが、とても快適です。あまり予算のない僕らはなんとか安く泊まれる場所を探していたのですが、リーズナブルでかつ快適で、プロジェクト史上最も素晴らしい滞在先かもしれません。

 とにかく到着からこれまでは分刻みで作業しまくりですが、落ち着いたらパラオの観光なども挟んでいけたらと思っています。パラオ壁画作業初日はかなりハードでくたびれましたが、充実した1日となりました。明日からいよいよ筆入れをしていきます。一体どんな絵になるのか、今から楽しみでしょうがありません。