※これは2018年にエクアドルで行ったプロジェクトです。当時のブログで振り返ります。
2018年9月4日「エクアドルでの暮らし」
今日から子供たちに「母親を描く」ワークショップを行いました。今日は1歳以下の子供たちばかりだったのでなかなかコントロールするのが難しかったですが、なかなか良い作品が出来ました。近いうちに作品写真を公開したいと思います。
壁画制作も中盤にさしかかり、ようやく受刑者57人すべての花に色が入りました。日に日に壁画は彩りを増していきますが、参加してくれているスタッフの技術も上がってきて、ドンドン密度が上がってきています。完成の壁画が本当に楽しみになってきました！
今日は少し僕たちのエクアドルライフについて書こうと思います。僕たちはキト市の中心部に滞在していて、男はAir B&Bの一軒家、女の子はカサエマウスに分かれて滞在しています。これはセキュリティー対策の一環でしたが、今のところうまくまわっています。現在４LDKに男５人で滞在していますが、広すぎて持て余しているほどです。食事は日替わりで自炊しています。刑務所は５時までに出なければならないので、家に６時頃着きそこから誰かが作りたい料理を作ります。メンバーは皆料理が出来るやつばかりなので、放っておいても誰かが料理を始めます。ちなみに今日は僕が牛カツを作りました。パン粉がなかったので食パンをミキサーにかけて作りましたがおいしかったです！
目の前がショッピングモールなので買い物には不自由しません。肉や果物はとても安いのですが、加工品は高い印象があります。例えばティッシュは1箱3ドル、３００円以上します。。逆にバナナは一房1ドルだったり、その落差が激しく、この国の物価が高いか安いかを判断するのはとても難しいです。。
エクアドルの人たちの印象は親切で勤勉です。南米はもっと適当に仕事をするもんだと思っていた僕は、かなりビックリしました。だまされたり、からかわれたりすることもないし、至って普通に生活が出来ている印象です。もちろん住んでいるエリアが良いというのはあるでしょうが、食事もおいしいし気候もいいし、普通に住みたい町です！
プロジェクトを振り返ってのコメント
Over the Wallでのプロジェクトでは必ずみんなで自炊をします。それが楽しみの一つになっていて、近所に大きなスーパーがあるかどうかも宿探しの大きなウエイトを占めています。今回は前半はカサエマウスにお世話になり、後半はAir B&Bでカサエマウスからほど近い場所の一軒家を借りました。なんだかんだ言って初めての国で毎日色んなストレスを抱えながら活動しているので、完全プライベートな家に帰るととてもリラックスできます。メンバーで空間を共有することで団結力も上がってきます。滞在場所選びはプロジェクトに置いて非常に大切なことです。
序に