飛行機がハイチに到着すると、いきなりハイチアンの生演奏でお出迎えをしてもらうというサプライズ。イミグレーションより先にハイチの音楽に触れることが出来るとは思いませんでした(笑)。
 そんなこんなでたどり着いたハイチですが、空港で荷物をピックアップするタイミングで悲しいことがありました。それはフロリダでゲットしたペイントが全て鞄から抜かれていたこと。。。アメリカで危険物として処理され、ハイチまで持っていくことは叶いませんでした。昨日の努力が報われませんでしたが、それはそれとして切り替えます。
 空港にはJeffyが来てくれていて、MSFのドライバーとともに荷物を車へと移動します。しかしそこには制服を着た職員?の方々がいて、僕らの荷物を持っていってくれました。当然のごとくチップを請求されてしまいますが、なんと一人5ドルの4人なので40ドル!物事を荒立てたくないので支払いましたが、なかなか渋いスタートとなりました。
 
MSFの車
 
 トヨタのランドクルーサーに乗り込み、一路MSFの病院へと向かいます。日曜日であることもあり、すぐにたどり着くことが出来ました。重々しいゲートを潜ると夢にまで見たMSFの施設が目に飛び込んできました!思っていたよりもとてもいい環境の病院でしたが、エリアはギャングが幅を利かせている危険なエリア、緊張感はありました。
 そこで今回の活動を担当してくれるマイケルに出会い、トップのマリーさんと挨拶が出来ました。残念ながら連絡を取っていたジャンとロベルトはすでにミッションを終えており、新しいメンバーでの受け入れとなりました。すぐに打ち合わせは開始され、セキュリティーについて、病院について、MSFについて、レクチャーを受けました。その後病院も見せてくれ、ようやく壁画を描く壁に出会うことが出来ました!!
 
MSFの病院
 
 室内に描く予定でしたが、やはり外壁にも描きたい!っということで、この壁に描くプランを立てました。うまくいったこと、いかないこと、色々とありましたがようやくスタートラインに立つことが出来ました。日本から50時間かけてようやくたどり着いたハイチ、疲れはピークに達していたのでとりあえず今日の報告はここまでにして、明日また報告します!
 
Jeffyとのスリーショット!!