「みずのこびとたち」
愛知県瀬戸市はかつて戦後真っ先に復興を遂げた街。「オキュパイドジャパン」の名の元アメリカやヨーロッパに陶磁器を輸出していた。
工場で働く女工さんたちで、休みの商店街は買い物客で溢れていたそうだ。
「銀座通り商店街」と「末広商店街」の現在は日本全国のそれと同じ様に、シャッターを閉ざした店が毎年増えていて、かつての賑わいはどこにも無い。
けれども商店街の有志が集まり、新たなる商店街の活用を模索しておられて、実に楽しみ。
そして来る6月 3日から12日まで、「ART walkホウボウ」というアートイベントが開催される事になった。
ART&LIFE自然学校とアトリエフラワーチャイルドは「クラフトワークショップ」と「造形教室の子どもたちの作品展」で参加決定。

作品展会場「窯の広場」は銀座通り商店街の中ほどにあって、天井が高いカフェ。
その空間に150人の子どもたちか作った和紙製の人形を天井から吊し、空間を埋めようと言うインスタレーションを企画している。
ゴム風船の周りに四角くちぎった和紙を貼り重ねて球体をの頭部を作るという制作方法を選んだ。
これは僕がかつて朝日新聞社主催の「新聞工作コンクール」を企画した際に、工作方法の一つとしてワークショップで取り入れていた。

ここの所、造形教室ではそのあたま部分の制作が行われているのだか、とてもショックな事が発生!
何と、なんと、ナント、、ゴム風船が膨らませられない子どもたか続出。
僕らの時代、小学生に入ったころには、ゴム風船が膨らませられない子どもなんて考えられなかったのに、高校生の女子すら出来ないのだ。
子どもたちの身体能力が低下しているとは聞いていたが、この事実を目の当たりにして愕然としている。
ママの中にはを風船を膨らます事」は肺の発育に悪いとさえ思っている事を聞いて、はたまた愕然!
もちろん膨らませるコツもあるのだけれど、ハイの力や口の周りの筋肉の発達不足、姿勢が悪くて深呼吸が出来ていない。などたくさんの要因が考えられる。

子どもたの頃の遊びにはたとえ遊びでも身体能力の発達の為のたくさんの要素が含まれている事に気づく機会になった。
「100円shopで買って帰って、特訓だ!」と激を飛ばして、造形教室を終わる毎日。
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