2020.1.13 夜の部
 
3列目、左側ステージ中央。
ついにきた、首が痛い角度!
としさんから2~3m未満の近さで、始まる前からドキドキわくわく。
うたコンの時の紫っぽいスーツで登場。
左側の角度から見るとしさんは新鮮だった。
 
なごり雪。
「君が去った ホームに残り」のところが好き。
としさんの優しい歌声と綺麗な歌詞がJAZZアレンジによってさらに美しく切なく感じた。
 
雪の華。
JAZZの雪の華とか絶対やばいやつでしょ、と思ったら想像以上で。
本当にカッコよくて、やっぱり生歌映えする曲だと思う。
 
粉雪。
粉雪が多くの反響があったのはPVの「こ・なーーーー」の手の角度のおかげだと。
としさんがブログにあげてくださった動画を見ての通り。
最後にやった「こ・なーーーーーーー」の右手人差し指を高く上げて天井に突き刺す再現。
からの、最後のロングトーン!!!
眉間に皺を寄せてサングラスの奥の目が苦しそうに限界までいく瞬間を目の前で見た。
衝撃的過ぎて鳥肌が立った!
 
残テ。
ウルトラフェスのToshl三択の再現を完全にやってみせるとしさん。
「タモリさんはどの曲が聴きたいですか?」『雪の華かなー』「結果はこちらです!」
ADさんが結果を見せる真似、どこどこ?と探し見つけて頷くとしさん。
録画めっちゃ見返してるでしょってくらい完璧に再現してた。
絶対雪の華がくると思って「のびたかげを~、のび~た、のびた…ドラえもんじゃないんだから」と小声で密かに練習してたそう。
そしたら残テだったのでホッとして、あれは「よしよし!」の頷きだよと。

そんな残テ、ぽんぽんぽんの音は無いけれど歌い出しからみんなスタンディングで超盛り上がる。
そして今夜も出た!お色気とし様!
「細い首筋を~」で背中向けて後ろ髪の下の白い首筋を指でなぞりエロさを醸し出す。
…え、そんな曲だったか?笑
かと思いきや、ありとあらゆるゆづポーズの真似をしまくって、最後には両手を横にバッと広げて「羽生結弦!!」と言い切った!
もうゆづ愛が弾けてやりたい放題。笑
 
イントゥ ジ アンノウン。
Mステで聴いたときにも凄いと思ったけど、これ生で聴くと凄まじい。
天井が吹っ飛びそうなくらいのシャウトの大迫力。超ロックなアナ雪。
今夜はロングトーン祭りですか?ってくらいとしさんは頑張ってくださった。
この時には大拍手の後は子タモリさんの登場が定番に。
 
時の海へ。
横でサックスを吹いてる藤田さんの顎髭に憧れるとしさんは藤田さんの見せ場で顎髭をなでなでしながら演奏に合わせて超笑顔でヘドバン。なにしてんの。笑
でもものっすごい楽しそうだし、一緒に後ろ反りながらもなでなでしてるし、髪すんごい乱れてるけど、としさんがそんなに楽しいんなら藤田さん許してあげてって思った。笑
 
乙女WARRIORS。
としさんの右足が乙女のように後ろに何度もぴょんぴょん跳ね上がる。
サビでは完璧に踊るパイセンたちに対し、やっぱりうまく踊れてないとしさんが可愛い。
とにかくとしさんが楽しそうだった。
 
すっかり忘れてたわとプレゼント大会。
抽選ボックスを持って小瀧くん登場。
その後ろから男性マネージャーさんが来て、ヒゲバンでとしさんの乱れた髪が気になったのか、直そうと前髪をそっと触ったら「何しに来たんだ!」と追い返すとしさん。
『大丈夫です』と言ったら「なにが大丈夫なんだ!」とムッとしたふり。笑
マネージャーさんは苦笑いして去って行かれました。
 
Story。
ここから終盤にかけての5曲は、本当にとしさんがToshloveと過ごす時間を愛おしむように大切に大切に想いを込めて歌ってた。
特にこの日のStoryは、私がこの距離で見ていたからか、その言葉一つ一つの意味によって表情がくるくると変わるのが分かった。
切ない顔をしたと思ったら、笑顔になったり、真剣な力強い顔をしたり、目を閉じて優しい顔をしたり。
歌の抑揚やテクニック的な表現だけでなく、としさんの表情を見てたらその溢れ出す想いに何とも言えないほど胸が熱くなった。
この曲の歌詞には出てこないけど、ずっと「愛してる」と言われてるような、そんな気がしてならなかった。
としさんが歌に込めてる最大の想いって、もしかしてこれなんじゃないかと私は勝手に受け取りました。
この2日間たくさん聴いた曲の中でこの曲が一番刺さっていたことに気づいたのはあけおめが終わって翌朝目覚めたときだった。
 
マスカレイド。
まだこみ上げるものがあってちゃんと歌えないみたいで、詰まりながらもなんとか最後まで歌ってくれた。
Toshloveはとしさんが詰まるとすぐフォローするように歌い、としさんがまた歌い始めたら見守るように静かに聴く。そんな繰り返しだった。
人生を変えるほどの出会いはそう無いと、幸せなことだと噛み締めながらゆづさんのことを話すとしさん。
でもそれは、ここにいるToshloveも同じなんじゃないかと。
としさんとの出会いが人生を変えるほどの幸せだったと、少なくとも私はとしさんのこの話を聞いて自分がまんまそうだと思った。
「鼻水出ちゃったよ」と近くのToshloveさんからもらったティッシュで鼻をかんでたら、男性マネージャーさんがくしゃくしゃのティッシュを持ってきたので「誰かがかんだやつだろ」と再び追い返してた。笑
 
幸せのちから。
これもとしさんからのメッセージなんだろうなと思った。
もの凄いパワーを感じた。
「乗り越えるちからをあなたはきっと持っているはず」
乾杯に負けないくらいの人生の応援歌。
背中をぐーっと押されるような力強いエールをもらった。
 
Beautiful Harmony。
ここでこの選曲。本当に嬉しい。
途中イヤモニを外し、Loveたちの歌声を聴こうとしてるのが分かった。
目を閉じ、両手を広げて耳を澄ませ、Toshlove合唱団の歌声と愛を全身で受け止め感じてくれていた。
そしてとしさんのハモリが上に行ったり下に行ったり変幻自在で、あっちこっちでハモって一緒に作り上げるBeautiful Harmonyを楽しんでるようにも思えた。
歌が終わった後、としさんは藤田さんに「みんなの歌声、本当に綺麗でしょ?」と自慢げに、嬉しそうに言ってた。
この曲、聴くだけじゃなくて歌うたびに幸せになる歌だなぁと思う。
 
最後の一曲。I LOVE YOU。
VOL2の曲ではなく敢えてこの曲を選んだことはとしさんが一番伝えたいことなんだなと、本当にToshloveって愛されてるなと思った。
イヤモニは完全に両耳外し、生の音を聴きながら歌ってた。
最後「それからまた二人は」のところからとしさんはマイクを下ろした。
完全にマイクオフの状態で、静寂の中、その想いを全身で伝えるように大声で歌った。
何の機材にも音にも頼らない、生身で、その声ひとつで、正面からぶつかってきてくれた。
衝撃だった。受け止めきれないほどの重く深い愛だった。
ただただ涙が溢れた。
 
 
この2日間としさんを近い距離で、これでもかというほど見つめ続けた。
龍玄としの生身の姿に真剣に踏み込んだ時間でもあった。
初めて知ることもたくさんあり、自分はまだまだ追いかけてるとは言えないんじゃないかと実感したりもした。
でも受け取ったものは、そんなの関係ないよと言わんばかりの大きな大きな愛で。
握手会や、写真を撮る時の優しさ、仕草はとしさんの人柄を一番感じられる瞬間であり、一人一人に対しちゃんと目を合わせて丁寧に接してくれた。
時々あまりにも気さくに話しかけてくれたりするのでふとした瞬間に普通にとしさんと会話してる自分が恐くなったりもするけど。
そんな優しさがファンの心を離さないとしさんの魅力でもあるんだなと思う。
夢のように幸せな時間は一瞬で終わってしまったけれど、思い出は一生残るもの。
一緒に撮ってもらった写真の中で微笑むとしさんを見て「またこの一年笑顔で過ごせそうだな」と心からとしさんに感謝しつつ、生きる活力をもらった2日間だった。