こんにちは。M(エム)です。


さて、この記事でプレステージツアーの最終話となります。


製造所内の見学を終えてテーブルに戻ると、試飲セットが配置されていました。


左から山崎ニューポット、山崎12年構成原酒パンチョン樽(ホワイトオーク樽)原酒、山崎12年構成原酒スパニッシュオーク樽原酒、山崎12年構成原酒ミズナラ樽原酒、山崎12年となります。

後はビーカーに入ったトワイスアップ用のお水(グレンケアンのピペット付き)と、チェイサーの水という構成でした。


このまま試飲が始まると思いきや、うすはりグラスに入った山崎12年の水割りが配られました。

こちらは氷からこだわられており、山崎の名水をわざわざ三重県の氷屋さんで氷にしてもらったものを使用しているとのことでした。

濃いめに作っているようで、暑い中見学した後の喉を潤してくれる最高の1杯でした。

うすはりグラスは普段サントリーで売られているロゴが入ったうすづくりタンブラーよりも飲み口がかなり薄く作られていました。


さて、山崎12年水割りを飲み終わりいよいよ試飲タイムです。

まずは製造所内でも説明のあったニューポットから始まり、ホワイトオーク樽原酒、スパニッシュオーク樽原酒、ミズナラ樽原酒、山崎12年と順番にテイスティングしていきました。




トワイスアップで飲まれたり、山崎12年水割りに構成原酒をフロートして飲まれてる方もいらっしゃったり皆さん色々な飲み方で楽しまれていました。


私は構成原酒の中では1番パンチョン樽(ホワイトオーク樽)原酒がシンプルにオークの風味を感じ取れて好きです。

次におつまみが出てきました。

こちらは左から燻製ナッツ、パスタの揚げたもの、虎屋の羊羹が提供されました。

塩気や甘味が欲しかったのでちょうどいいタイミングでおつまみが出てきました。


次にやってきました。プレステージツアー限定の超長期熟成原酒の試飲ができるとのことで案内があり、考える時間が少しだけ与えられました。

どれも25年を超える原酒とのことで、どれか1種のみの試飲となりました。

私はあらかじめ、この中では度数が1番落ちており、山崎では珍しいスモーキー原酒にするぞと意気込んで乗り込みましたが、直前になりサントリーの歴史を考え、今飲まないと後悔する!と考えを改めて、最終的にミズナラ樽原酒を注文しました。

今回の参加者10名のうち、1番多く頼まれたのがスパニッシュオーク樽原酒で4人でした。

その他の原酒も全てバランスよく頼まれていました。

後ろを振り返るとバーカウンターで原酒がグラスに注がれていました。



スパニッシュオーク樽原酒は色がものすごく濃かったです。


ボトルの原酒もいい色をしています。


この写真を見返したら次はスパニッシュオーク樽原酒にしようとなりました笑


この超長期熟成原酒に注がれたグラスは菊池武夫さんとサントリーのコラボ製品であり、ショップでも購入できるグラスとなっています。


コースターは鏡板のデザインになっているタイプでした。




こちらのミズナラ樽もしっかり熟成されており、良い色をしていました。

飲みと、アルコールのトゲがなく、まろやかな甘さを感じられました。

おつまみとのペアリングが最高でした。


いよいよツアー最後の目玉になります。

お土産ウイスキーの紹介がありました。


山崎蒸溜所では1968年から品質向上などの研究のために、小規模蒸溜施設が設置されており、そこで作られたウイスキーがプレゼントがされたのです。


ラベルの氏名と日付欄が空白になっており、これをご自身で書いてもらい初めて完成しますとのことで、ペンが提供され、氏名と日付を記入しました。

このラベルはかなり丈夫にできており、提供されたペンだと滲むこともあるので、ツアーに参加される際はご自身で細字の油性ペンを持参されてもいいかもしれません。


これで今回のツアーが全て終わりました。

所感としては、少人数ツアーでかつ、製造担当者さんの実際の現場の声を聞ける貴重な体験もでき、貴重な原酒を飲むことができ、これが1万円で経験できるツアーなのか、最高ですという感じでした。

またこのツアーに参加したいと思いました。

抽選頑張ります💪


さて、最後の最後は素敵な案内がありますのでこちらはツアーに参加されてからのお楽しみとします。


帰ろうとしたらこちらのマットについての紹介がありました。

これは響のラベルに使っている和紙と同じもので春夏秋冬4つの季節の色があるとのことでした。

サントリーと繋がりのある堀木エリ子さんにより作られた一品でロゴ入りの素晴らしい作品です。


かなりいいものになりますので、もしこのツアーに行かれる方で記念に折ったり丸めたりせず持って帰りたければ、持って買えるケース等を持参しましょう。

ツアーに既に行った友人が持って帰ったものを見せてくれていたので私は事前に用意していましたが、トートバッグと大体の大きさに切ったダンボール2個で挟んで持って帰りました。大きさは横が思ったより長く約25cm×46cmです(夏バージョン、他の季節のものは不明です。)。

これのためにも全ての季節分参加したい気持ちが強くなりました。

ツアーの案内をしていただいた全ての方々に感謝申し上げます。最後までご覧いただいた皆さまもお付き合いいただき、ありがとうございました。


バーカウンターからパイロットディスティのお土産とともに。


最後に第1部で紹介していたバーカウンター後ろのボトルを紹介して終わろうと思います。





右の棚は山崎80周年記念ボトルを含む主につくりわけのボトル達











左の棚は山崎シェリーウッド1982〜1986や山崎ノンエイジから山崎10年や山崎25年(旧ボトル)、山崎35年を含む山崎ブランドのボトル達


(余談)

この10人だけのツアーでまさかのX(旧Twitter)のフォロワーさんであるKさんがいらっしゃいました。

私が2021年ごろ今は無きとあるバーで飲んでる際お見かけしていただきフォローしていただき、X上で仲良くさせていただきました。

Kさんは3年ほど前なのに私のことを覚えていてくれたそうで(私は顔と名前が一致していなかったため、ツアーがほぼ終わる頃にようやくわかりました。すみません笑🙇‍♂️)嬉しいとともに記憶力が凄いなと驚かされました。

ツアー中も話しかけていただき、ツアー終了後も楽しくお話ができ、大変お世話になりました。この場をお借りして感謝申し上げます。