今回から駅名の由来について
茨城県で完結する路線から順に投稿します。初回のテーマは関東鉄道常総線です。

▲取手駅(西口) 水海道駅▼
関東鉄道常総線は、茨城県取手市の取手駅から同県筑西市の下館駅までを結ぶ関東鉄道の鉄道路線です。路線名は、沿線が旧常陸国と旧下総国にまたがることに由来しています。
複線区間(取手〜水海道)を前編、
単線区間(水海道〜下館)を後編に分けて紹介します。
今回は複線区間の各駅の由来についてです。
関東鉄道常総線(前編) 取手~水海道
取手 とりで
開業:1913年(大正2年)11月1日
開業当初の自治体:茨城県北相馬郡取手町
所在地:茨城県取手市中央町
接続:JR東日本 常磐線
取手という地名は諸説あり、正確な地名の由来は判明していません。
戦国時代に大鹿太郎左衛門(おおしかたろうざえもん)の砦(とりで)があったことから名付たという説や平安時代、平将門に築いた砦にちなむ説があります。
西取手 にしとりで
開業:1979年(昭和54年)12月1日
開業当初の自治体:茨城県取手市
所在地:茨城県取手市本郷1丁目
取手駅の西側に位置していることに由来しています。
寺原 てらはら
開業:1913年(大正2年)11月1日
開業当時の自治体:茨城県北相馬郡寺原村
所在地:茨城県取手市駒場1丁目
駅名は旧村名の寺原村(現・取手市、1955年取手町に編入)から名付けました。なお、寺原と言う地名は1889年(明治22年)4月1日に北相馬郡寺田村と桑原村の合併に伴い命名された合成地名に由来しています。
新取手 しんとりで
開業:1968年(昭和43年)4月1日
開業当初の自治体:茨城県北相馬郡取手町
所在地:茨城県取手市新取手1丁目
ニュータウン事業の宅地開発事業に伴い、新たな街の最寄り駅として1968年(昭和43年)に設置されました。すでに存在していた中心駅「取手駅」に対して、“新しく作られた取手の街・駅”という意味を込めて「新取手」と名付けられました。
ゆめみ野 ゆめみの
開業:2011年(平成23年)3月12日
開業当初の自治体:茨城県取手市
所在地:茨城県取手市ゆめみ野1丁目
駅南側には2008年(平成20年)に地元小学生により名付けられた「夢見橋」が由来となっています。豊かな自然とそこに住む人々の「夢」が育まれる街になってほしいという願いを込め「ゆめみ野」と名付けました。
稲戸井 いなとい
開業:1913年(大正2年)11月1日
開業当初の自治体:茨城県北相馬郡稲戸井村
所在地:茨城県取手市米ノ井
開業当時、駅所在地に位置していた稲戸井村に由来しています。
稲戸井村は稲、戸頭、野々井、米ノ井の合成地名です。
戸頭 とがしら
開業:1975年(昭和50年)3月26日
開業当初の自治体:茨城県取手市
所在地:茨城県取手市戸頭5丁目
地域の南部を流れる利根川に「七里ヶ渡し」の津頭(しんとう、船着場)があり、津頭が訛って戸頭になったと言われています。
南守谷 みなみもりや
開業:1960年(昭和35年)11月15日
開業当初の自治体:茨城県北相馬郡守谷町
所在地:茨城県守谷市けやき台1丁目
かつての自治体である守谷町の南側に位置することに由来しています。
守谷 もりや
開業:1913年(大正2年)11月1日
開業当初の自治体:茨城県北相馬郡守谷町
所在地:茨城県守谷市中央2丁目
接続:首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス
守谷の地名の起こりは、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が東征のときにこの地を通り、うっそうたる森林が果てしなく広がっているのを見て嘆賞せられ、「森なる哉(もりなるかな)」と感嘆した説があります。
この言葉が漢訳されて「森哉(もりや)」と呼ばれ、のちに「守谷」の漢字が当てられました。
新守谷 しんもりや
開業:1982年(昭和57年)3月27日
開業当初の自治体:茨城県北相馬郡守谷町
所在地:茨城県守谷市御所ケ丘1丁目
既存の守谷駅に対し、ニュータウン開発による新たな街の玄関口として後から開業したため、「新」を冠して新守谷駅と命名されました。
小絹 こきぬ
開業:1913年(大正2年)11月1日
開業当初の自治体:茨城県北相馬郡小絹村
所在地:茨城県つくばみらい市小絹
開業当時、駅所在地が小絹村だったことに由来しています。小貝川(こかいがわ)と絹川(きぬがわ、鬼怒川)の間に位置するので、両川の名称を一字ずつ取って小絹村としました。
水海道 みつかいどう
開業:1913年(大正2年)11月1日
開業当初の自治体:茨城県結城郡水海道町
所在地:茨城県常総市水海道宝町
水海道という地名は,平安時代の武将,坂上田村麻呂(さかのうえのたむろまろ)がこの地で馬に水を飲ませた(水飼戸 :ミツカヘト)という故事に由来するといわれています。
