「偏見」は、差別につながるだけでなく、自分自身を苦しめます。偏見を持たない子に育てるには、どうすればいいのでしょうか。
人を差別しない子、偏見を持たない子に育って欲しいと思っています。そのために、今からできることはありますか?
とても大事なことですね。
差別とは、自由平等であるべき人を、根拠なく不当に扱うことで、人権侵害行為です。差別は、「偏見」という思い込みから起こります。
偏見は「思い込み」ですから、だれもが持っています。それに気持ちの問題なので、偏見を持つこと自体は、責められることではありません。
ただ、差別の元になるので、ないにこしたことはありません。それに、自分自身をその偏見の目で見るので、自分を苦しめることになります。
こどもは、日々の大人とのコミュニケーションを通して、偏見を持つようになります。たとえば、「女の子なんだから、〇〇なんかするもんじゃない」と聞いて育つと、女の子はそうなんだと思い込んでしまいます。
ということは、偏見を持たない子に育てるには、大人自身が、日常の中で偏見に気づき、それを修正する姿を子どもに見せればいいということになります。
<偏見を修正するコミュニケーションの例>
◆親が、自分の偏見に気づいたとき
「今のは、私が〇〇と思い込んでたみたい。本当は◯◯なのにね。ちょっと失礼だったね」
◆こどもが偏見から悪口を言われたとき
「それって、その人が間違った思い込みをしているだけ。あなたはなにも悪くない」
◆「違い」を、個性ではなく「いい・悪い」で見る場面に出会ったとき
「それは違いがあるというだけで、どっちがいい、悪いはないんだよ」
◆こどもが、〇〇ができない友だちをバカにする発言をしたとき
「〇〇ができるっていいことだけど、できないからといって人としてダメなわけじゃないよ」
◆テレビや動画で、「一部を見て、それが全てだと思う考え方」に出会ったとき
例えば、マナーの悪い外国人の動画を見て、「外国人はみんな悪いことをする」と言う場合。
「そうでない人もいると思うけどね」と、やんわりと修正する。
◆普段から、「どんなあなたも大好き」「あなたはあなたでいい」と伝える
こどもは、人と違う自分を大切にされることで、自分と違う人を尊重することができます。
こういったコミュニケーションをするには、大人が偏見に気づく必要があります。偏見に気づくための視点は、次回の子育て通信で。
(「子育て通信74」完)
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